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グアムに限らず、海外に行った時に悩んでしまうのが「Tip(チップ)」ですよね。旅行に行くぞと思い、現地のことを調べていると必ず出てくるキーワードです。
私たち日本人にはなじみがないですが、チップは現地で働く人たちにとって大事な収入源のひとつなのです。
分からないままだと、多く払い過ぎたり失礼と思われる額を渡してしまったり、さらに渡す時にもたもたしてしまったりと、双方が気まずくなってしまうこともあります。
今回はそんな不安をなくすべく、チップの目安や相場、そして渡し方についてまとめてみました。この機会にチップについて学んで、旅行先ではスマートにチップを渡しましょう。
グアムにおけるチップ
チップの文化のある国のサービス業では、チップをもらうこと前提としているために賃金が低いことが多いです。
そう聞いてしまうと、「ということはチップって大事な収入源なんだ。残っている小銭を適当に渡す、なんて訳にはいかないなぁ。」と、身構えてしまいますよね。
グアムは、日本や韓国など、チップ文化のない国からの観光客が増えたことへの対策として、サービス料としてすでに料金に加算されていることが多くなっているそうです。
なのでそこまで心配しなくても大丈夫です。
そもそも、チップとは「Gratuity」、つまり「心付け」と訳されるように、支払う義務のあるものではなく、あくまでサービスに対する感謝の気持ちです。
ですので、何かサービスを受けたときにチップを渡すという風に考えておきましょう。
チップの相場は?目安とは?
ではチップの相場を見ていきましょう。
相場を知ることで、あらかじめチップも含めた予算を立てることができるかと思います。
チップが必要な場合の目安
場 面 | チップの目安 | |
ホテル | 荷物を運んでもらう | $1 |
配車や駐車 | $1~3 | |
ベッドメイキング | ベッド1台$1~2 | |
レストランなどの予約手配 | $2~3 | |
ルームサービス | 10~15% | |
タクシー | 乗車 | 10~15% |
荷物の積み下ろし1つに付き | $1 | |
レストラン | チップ料金が加算されていない場合 | 15~20% |
ツアー | ツアーガイド | 10% |
サービス | スパ ネイルサロンなど | 15~20% |
チップが必要となるのは、主にホテル・タクシー・レストランです。
では、これらを利用した場合のチップについて詳しく説明していきたいと思います。
ホテル利用時
ホテルに着いて最初にチップを渡すのは、ベルボーイ(ポーター)にスーツケースなどを運んでもらった時です。
部屋に着いた時に荷物1つにつき1ドルを渡します。そして、ベッドメイクは1泊ごとにベッド1台につき1~2ドルを枕の上やサイドテーブルなどに置いておきましょう。
なかには、封筒に入れるという人もいるそうで、現地の人には評判がいいみたいですよ。
また、コンセルジュにレストランやツアーなどの予約手配をしてもらった場合は2~3ドルを渡し、クレームなどの電話をしてもらう場合は5ドル~10ドル渡すとスムーズです。
ルームサービスを受けた時は、食事を受け取った時に料金の10~15%をスタッフに渡します。
もしも含まれていないなどの記載があれば、5ドルほど置いておくといいですよ。
タクシー利用時
タクシーを利用した場合は、料金の10~15%のチップを支払います。
そして、大きめのスーツケース等の荷物の出し入れをしてもらった場合は、荷物1つにつき1ドルを支払うようにしましょう。
またグアムでは、流しのタクシーはほとんどありません。そのため、ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうことがほとんどです。
この場合は、配車してくれたホテルスタッフに1~3ドル支払ってください。
安全なタクシーの見分け方などはこちらをご覧ください。→グアムのタクシー料金やチップ!貸し切り予約や基本的な乗り方を完全解説!
レストランを利用した場合
セルフサービス以外のレストランでは、チップが必要です。
食事代金の15~20%が相場となっています。
ですが、グアムのレストランではすでにチップ料金が含まれているところが多いので、その場合はチップを払う必要はありません。
チップが含まれているのかを知るには、伝票を確認するようにしてください。
Service charge(SVC)やGratuityもしくはTipというところに、料金の記載があればチップ料金が含まれているということです。
チップがはじめから含まれてる場合でも、サービス料金が10%となっているレストランがグアムには多いです。
そのような場合は、プラス5%を追加して相場の15%になるようにチップを渡すのがちょっとしたマナーとなっています。
買い物の場合
観光地グアムへ行ったらやっぱり買い物はかかせませんよね。
友人や親戚、そして自分たちへのお土産を探しにショッピングモールへ行ったり、ちょっと軽食を買いにとスーパーに行くことがあるかと思います。
そんな買い物ですが、基本的にチップは不要です。というのも、こういった場面では自分で商品を持ってレジに行きます。
つまりサービスを受けるものではないのでチップは必要ないのです。(自分で食べ物を運ぶフードコートやファーストフードでも、同様にチップは不要です)
サービスを利用した場合
サービス、というとピンとこないかもしれませんが、こちらはエステやスパ、ネイルサロンなどのことを指します。
せっかく旅行でグアムに行くのですから、普段の生活のリフレッシュにぜひ利用したいですよね。
これらのものを利用した場合は、チップが必要となります。
なぜなら先ほどのショッピングとは違い、お店の人からサービスを受けるものだからです。
この場合のチップは料金の15%~20%が相場となっています。
スマートな渡し方
いざチップを渡すぞ!となった時にカバンをごそごそ、財布をごそごそ、あ、お札がない。なんてことになったらスマートじゃありません。
慣れていないことなので少し緊張もしますが、現地の人と同じようなスマートな渡し方を目指しましょう。
手渡しの場合
食事に行くとき、タクシーを利用するとき、チップが必要なシーンが来た時のために、事前に折りたたんだ紙幣をポケットに入れておきましょう。
1ドル札を2枚ほど一緒に折りたたんだものを3組ほど持っておくと、どの場面でも対応できるので安心です。
お会計の時にさっと出すことができれば、とてもスマートですね。
クレジットカードの場合
クレジットカードでチップを支払う場合は、まずは伝票の確認をしましょう。
サービス料としてすでにチップが加算されている場合は、GratuityやTipと書かれている欄に金額が書かれているので、そのまま伝票にクレジットカードを挟んでウェイターやウェイトレスに渡します。
そしてチップが料金に加算されていない場合は、自分で額を記入します。
記入する欄はこちらもTipやGratuityの欄です。
チップの額を記入したら、先ほどの場合と同様に、あとはウェイターやウェイトレスに渡します。
気をつけたいこと
チップは支払う時は紙幣を渡してください。なぜかというと、チップを硬貨で渡すことは失礼とされているからです。
チップの相場は上で説明したとおり、どの場合でも10%からなので、硬貨でチップを渡してしまうとサービスに不満があるのかと受け取られてしまうことがあるそうです。
そして、ただ黙ってチップを渡さない、もしくは減らす、というのは日本人全体がマナーが悪いと思われる原因になります。
仮にサービスに不満があった場合には、きちんとマネージャーなどのサービスの責任者に伝えるようにしましょう。
また、仕事中の人たちに硬貨で渡してしまうと作業の邪魔になってしまう可能性があります。
確かに自分が仕事をしている立場だったら、かさばらない紙幣でもらったほうが気持ちのいいものです。
しかし硬貨しかない!そんな時もあると思います。そういった場合はホテルのフロントで両替しておくことをおすすめします。
まとめ
今回はチップの相場、渡し方についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
- チップはサービスに対する感謝の気持ちなので、なにかサービスを受けたらチップを支払おう
- グアム旅行中にチップが必要となるのは、主にホテル・タクシー・レストランである
- 買い物時は基本的にチップは不要
- チップを手渡しする場合は、お会計時にサッと出せるように事前に折りたたんだ紙幣をポケットに入れておくといい
- クレジットカードで支払う場合は、伝票のGratuityやTipの欄に金額が書かれているかを確認する
- 金額が書かれていない場合は自分で書き込み、カードを挟んでウェイターやウェイトレスに渡す(書かれている場合は、そのままカードを挟んで渡す)
- チップを硬貨で渡すのは失礼とされているので、紙幣で支払うこと
- サービスに不満があってチップを減らす場合は黙って減らすのではなく、サービスの責任者に不満などを伝えて減らすこと
チップを渡す私たちと、現地で働いている人たち、旅行中の一回しか会わない相手かもしれません。
しかしそんな一期一会を大切にすることはお互いが気持ちがよく、そして自分自身の旅行がより素敵で、思い出深いものになるのではないでしょうか。
感謝の気持ちを忘れずに、そしてスマートにグアム旅行を楽しみましょう。
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