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楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。旅行に行けば、必ず日本へ帰らなくてはいけません。名残惜しいですが、せめてスムーズに出国手続きや入国手続きをしたいですよね。
そのためには、事前に何をするのか・どのような準備が必要なのかを知っておくことがとても大切です。
今回は、旅行の締めくくりとなるグアムから日本へ帰国するまでを説明していきたいと思います。
今から旅行に行く方はこちら→「初めて海外旅行へ行く方へ!」日本出発~グアム到着の流れ、出国・入国審査や税関などの必要書類を詳しく説明します!
ホテルを出るまで(帰国準備・チェックアウト)
帰国する時に絶対に忘れてはいけないのが、パスポート・eチケットお客様控え(旅程表)または航空券です。
日本からグアムへ向かうときにも必要でしたが、帰国時も忘れてはいけません。もしもeチケットをなくしてしまった場合でも、再発行できるので安心してください。
そして、チェックアウトする前に、忘れ物がないかもしっかり確認しておきましょう。
チェックアウト
準備ができたら、ホテルのフロントでチェックアウトの手続きを行います。
チェックアウトでは、ルームキーや宿泊カードを渡し、有料サービスの確認、請求書の確認をします。問題がなければ、料金の精算をしてチェックアウト完了です。
空港まで移動
旅行会社を利用した人は、その会社の送迎サービスを利用して空港まで向かう人が多いと思います。送迎スタッフがホテルまで迎えに来てくれるので、指示に従ってください。
個人で旅行の手配をした人は、ホテルの送迎サービス・タクシー・レンタカーで空港に行くことになります。タクシーを利用する場合は、前日にフロントで手配をお願いしておくと安心です。
空港チェックイン
引用:JAL
グアム国際空港に着いたら、まずチェックインを行います。
自分の利用する航空会社のチェックインカウンターに行き、パスポートと旅程表(航空券)を提示します。手続きが終わると搭乗券がもらえます。
最近では、自動チェックイン機を使い、自分で手続きをすることが一般的になっています。画面の指示通りに入力すればいいだけなので難しくはありません。
チェックインの手続き方法については、日本を出発してからグアム到着までの流れを説明している記事で詳しく説明しているので、よろしければそちらもご覧ください。
また、荷物を預ける人はこのあと、チェックインカウンターで手続きを行います。
荷物の預け入れ
重さをはかり、超過していなければ荷物にタグをつけてもらい、クレームタグ(荷物の引換券)を受け取ります。超過していた場合はその分の料金を払います。
帰国時は、お土産などで日本を出発した時よりも重量がオーバーしやすいので、注意してください。
事前に各航空各航空会社の預け入れの荷物の制限は各ホームページから確認しておくと安心です。(JAL・ユナイテッド航空・チェジュ航空・ティーウェイ航空)
ちなみに、日本を出発する時にあった出国審査はグアムではありません。入国時に記入したⅠ-736(出入国カード)はチェックインのときに回収されます。
オンラインチェックインやESTAの申請をしていた人は何もする必要がないので、そのまま手荷物検査に向かえば大丈夫です。
日本行きの場合は、スタッフも日本人が多いので安心ですよ。
保安検査
チェックインの手続きがおわったら、次は保安検査です。保安検査は混雑具合によっては、非常に長い列ができてしまうことがあります。
しかし、ビジネスクラス・ファーストクラス利用者は専用のレーンがあるので、早く列が進みます。保安検査場に着いたら、リーダーに搭乗券をタッチし、保安検査証をもらいます。
グアムの保安検査は少し厳しい印象ですが、やることや注意点は日本を出発する時に受けた保安検査と変わりません。
機内に持ち込む荷物をトレーに載せエックス線に通し、帰国者自身は上着や靴、身に着けている金属類を外し、金属探知機を通ります。
手荷物から取り出しておくものなどはこちらの記事に記載がありますので、ご覧ください。
待機・搭乗
保安検査が終われば、搭乗時間までは自由です。
グアム国際空港では、免税店・フードーコート・空港ラウンジがあるので、搭乗までの時間を有意義に過ごすことができます。
免税店
保安検査が終わると、左右に免税店が広がっています。
24時間営業しているロッテ免税店・グアムのお土産品が集まっているグアムカルチャーセンターがあり、グアム最後のショッピングを楽しむことができます。
フードコート
フードコートは、搭乗ゲート4~8側とゲート9~21側の2カ所にあります。フードコートも24時間営業しています。
- てんてこ舞(うどん・そば・ラーメン)
- シアトルズベストコーヒー(コーヒーショップ)
- ドミノピザ(ピザ)
- 丼おにぎり(丼やおにぎり)
- バーガーキング(ハンバーガー)
- ウィンナーシュニッツェル(ホットドッグ)
- ビッグナマ(アルコール)
- オアシス(軽食・アルコール)
空港ラウンジ
さらに、グアム国際空港にはラウンジが2つあります。「サガンビスタラウンジ」と「ユナイテッドクラブラウンジ」です。
それぞれのラウンジで利用できる条件も異なります。
しかし、プライオリティパスという会員制度に加入していれば、世界中の空港ラウンジを利用できるようになります。関連記事はこちら→グアム国際空港のラウンジ利用にはカード・プライオリティパス!
搭乗
搭乗時間や搭乗口は、チェックインのときに受け取る搭乗券に記載されています。搭乗する時は、パスポートと搭乗券を提示します。
時間に遅れないように注意してください。
機内の過ごし方・必要書類記入
機内では基本的に自由に過ごすことができます。しかし、日本に到着するまでの間に1枚の書類に必要事項を記入しなければいけません。
グアムに向かう機内でも2種類の書類に記入しましたが、日本に帰国する時は「携帯品・別送品申告書」のみとなります。
携帯品・別送品申告書とは
引用:JAL
この書類は、テロの未然防止や密輸阻止を図りつつ、税関で迅速かつ適切に通関を行うためのもので、1家族につき1枚提出すれば大丈夫です。
表と裏とありますが、表面がすべて「いいえ」の場合、裏面は記入する必要はありません。
※海外からの別送品がある場合は2通必要となります。
機内での過ごし方
携帯品・別送品申告書さえ書いてしまえば、あとは自由に過ごすことができます。
グアム旅行の思い出を語り合ったり、機内で映画を見たりして、時間をつぶすことになると思います。その中でも飛行機でしか味わえない機内食は、グアム旅行の最後の楽しみですよね。
日本到着
飛行機が日本に到着し、完全に停止するとシートベルト着用のサインが消えます。その後、機内アナウンスで飛行機から降りるように指示があります。
飛行機を降りる前に、機内に忘れ物がないかをしっかり確認しましょう。荷物を座席の上のキャビネットに置いていた人は取り出してください。
- 検疫
- 入国審査
- 預け入れした荷物の受け取り
- 動物・植物検疫
- 税関という流れになります。
検疫
検疫(けんえき)とは、港湾や空港にて、海外から持ち込まれた、もしくは海外へ持ち出す動物・植物・食品などが、病原体や有害物質に汚染されていないかどうかを確認すること。
引用:wikipedia
検疫所では、日本に入国するすべての人に対して、サーモグラフィーで発熱の有無などを調べます。
また、体調がすぐれない・健康面で何か不安なことがある人は検疫所に立ち寄り、必要に応じて検査を行い、適切な医療機関を紹介してもらえます。
少しでも体調に不安なことがあれば申し出るようにしましょう。
入国審査
入国審査では、「日本人」と表示されているカウンターの列に並んでください。
順番が来たらパスポートを提示し、入国のスタンプを押してもらい終了です。混雑している場合は、自動化ゲートも利用できます。
自動化ゲートは成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港で利用でき、事前登録が必要です。(自動化ゲートについて)
また、羽田空港では顔認証ゲートが運用が始まっています。その場合は、パスポートにスタンプは押されません。(顔認証ゲートについて)
入国審査が終わったら、パスポートを持ったまま荷物の受け取りへ向かいます。
荷物受け取り
グアムを出発する時に荷物を預けた人は、ここで受け取りをします。
ターンテーブルは複数あるので、自分の乗っていた便名に表示があるターンテーブルに行き、自分の荷物が流れてくるのを待ちます。
もしも自分の荷物が出てこない、または荷物が破損している場合は、グアム国際空港で荷物を預けた時にもらった「クレームタグ(荷物の引換券)」を係員に提示してください。
動物・植物検疫
海外から日本へ植物や肉製品を持ち込む場合も検疫を行います。
この検疫は、海外から害虫や寄生植物などが日本に侵入するのを防ぐためのものです。動物検疫は動物やハムやベーコンなど肉製品が対象です。(動物検疫の対象の詳細はこちら)
植物検疫は花や苗以外にも、野菜や果物などのあらゆる植物が対象です。(植物検疫の対象になる野菜や果物はこちら)
土の付いたものは、どの国からも持ち込むことはできません。
また、海外から動物・肉製品や植物を持ち込む場合は、検査証明書が必ず必要です。
検査証明書とは、輸出国の政府機関が発行しているもので、これが添付されていないものは日本に持ち込みができません。
検疫自体はとても簡単で、カウンターで該当する品物を提示するだけです。動物検疫と植物検疫それぞれにカウンターがあるので、該当する方に行ってください。
必ず検疫を行ってくださいね。
税関
携帯品が免税範囲の場合は「非課税者用」、免税範囲を超える場合は「課税者用」の列に並んでください。
順番がきたら、機内で書いた携帯・別送品申告書とパスポートを提示します。質問をされたり、荷物を見せるように指示があるので従ってください。
課税対象者は、ここで税額の計算をしてもらえ、指定された窓口へ行き、税金を支払います。日本への持ち込みが禁止されている物もあり、それらを持ち込んでいた場合は空港で没収されます。
別送品がある人は携帯・別送品申告書を2枚提示します。1枚は確認のスタンプを押してもらい、別送品が届くまで保管しておいてください。
到着ロビー
税関をぬければ、全ての入国手続きが完了し、到着ロビーにでます。あとは各自、家に帰るだけです。
ただし、wi-fiルーターや海外用の携帯電話をレンタルして、空港で返却する手筈になっている人は忘れずに返却してください。
空港から荷物を送りたいという人もいると思います。その場合は、到着ロビー内に宅配会社のカウンターがあるので手配できます。
最後に
最後にグアム出発から日本到着までの流れをおさらいしたいと思います。
- パスポート・eチケットお客様控えを持っていることを確認し、忘れ物を確認してホテルでチェックアウトの手続きをする
- 送迎バス/タクシー/レンタカーのいずれかの方法でグアム国際空港へ向かう
- 空港でチェックイン手続きと荷物の預け入れをする
- 保安検査(手荷物・身体検査)を受ける
- 搭乗時間になったら、飛行機に搭乗する
- 機内で「携帯品・別送品申告書」を記入する
- 日本の空港に到着したら表示に従い、検疫を行う
- 「日本人」の列に並び、入国審査を受ける
- グアム出国前に預けた荷物を受け取る
- グアムから日本へ植物や肉製品などを持ち込む場合は、動物・植物検疫を受ける
- 税関を通る
- 到着ロビーに出るので、そのまま各自、自宅などへ帰宅する
日本を出発する時と、あまり大きな違いはありません。グアムを出るときの方が手続きなどは簡単に感じる人もいると思います。
ご説明した帰国までの流れは、楽しい旅行の締めくくりになるものです。
事前に何をするのか知っておけば、スムーズに進めることができ、次に海外旅行に行くときの自信にもつながると思います。
しっかりと準備や対策をたて、素晴らしい思い出と共に日本に帰りましょう!
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