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知らない人はいないのではないかというほど知名度の高い楽天カード。発行のしやすさやポイントの貯まりやすさなどの理由で、人気も高いカードです。
そんな楽天カードには3種類のカードがあることをご存じでしょうか。今回はそれぞれのカードにどんな違いがあるのか、それぞれのメリットはどんなところかを解説します。
カードの違いとメリット
引用:楽天カード公式
楽天カードには通常のカードの他に、ゴールドとプレミアムがあります。それぞれのカードを比較するとこのようになります。
楽天カード | ゴールド | プレミアム | |
年会費(税別) | 0円 | 2,000円 | 10,000円 |
家族カード(税別) | 0円 | 500円 | 500円 |
ETCカード(税別) | 500円 | 0円 | 0円 |
通常ポイント | 100円=1P | 100円=1P | 100円=1P |
楽天市場ポイント | 3倍 | 5倍 | 5倍(6倍※1) |
楽天トラベルポイント | 2倍 | 2倍 | 2倍(3倍※2) |
海外旅行保険 | 利用付帯 | 利用付帯 | 自動付帯(※4) |
国内旅行保険 | ー | ー | 自動付帯(※4) |
動産総合保険(※3) | ー | ー | 300万円 |
空港ラウンジ | ー |
国内28空港海外2空港年2回まで無料 |
国内28空港海外2空港 |
プライオリティパス | ー | ー | 無料(家族カードはなし) |
ハワイ ワイキキ楽天ラウンジ | 無料 | 無料 | 無料 |
手荷物宅配サービス | ー | ー | 年2回(※2) |
国内宿泊優待サービス | ー | ー | あり(※2) |
※1:楽天市場コース選択時(毎週火曜日と木曜日)
※2:トラベルコース選択時
※3:楽天プレミアムカードで購入した商品が90日以内に破損、盗難、火災等で壊れた場合、最高300万円まで補償してくれる保険
※4:一部利用付帯あり(楽天カードで旅行代金等を支払うことで保険金額アップ)
それぞれのカードに特徴があり、メリットとなる部分が違います。具体的にどんなメリットがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
楽天カード
引用:楽天カード公式
- 年会費が永久に無料
- 高い還元率
- 楽天系のサービスでのポイントの貯めやすさ
- 海外保険がついてくる
このカードは、一番スタンダードなタイプのカードです。このカードの最大のメリットは、年会費が永久に無料ということです。
特典のひとつとして、還元率が高くなっているということがあります。年会費が無料のカードだと還元率の高さはあまり期待できず、還元率が0.5%となっているものが多くなっています。
ですが、楽天カードでは、年会費が無料なのに還元率が1%と高くなっています。これにより、他の年会費が無料になっているカードよりポイントが貯まりやすくなっているのです。
さらに、楽天系のサービスを利用することで、よりポイントが貯まりやすくなります。楽天市場での利用で3倍、楽天トラベルでの利用で2倍のポイントを獲得することができます。
また、このカードで旅行代金を支払うなどの一定の条件を満たせば、海外旅行保険もついてきます。年会費無料なのに海外旅行保険もついてくると嬉しいですよね。
これだけ、多くのメリットがあるカードなのに、審査にも比較的、通りやすくなっており、高校生を除く18歳以上であれば主婦やアルバイトでも申し込むことが可能です。
そのため、3種類のカードの中では、一番幅広い方に使われており、人気がある理由も納得の1枚です。
- 年会費をかけたくない
- 楽天系のサービスを利用することがある
- 海外旅行保険をつけたい
楽天ゴールドカード
引用:楽天カード公式
- 空港ラウンジを年2回まで無料利用できる
- 楽天市場を利用すると獲得ポイントが5倍になる
このカードでは年会費2,000円(税別)がかかりますが、スタンダードな楽天カードにはなかった特典が多くついています。
楽天ゴールドカードでは、国内28ヶ所と海外の2ヶ所の空港ラウンジを年間2回まで無料で使うことができるようになります。
そのラウンジによって利用金額は異なりますが、1,000円以上するところがほとんどです。これらのラウンジを2回利用するだけでも、お得になります。
また、楽天市場を利用するとポイントが5倍となり、これもとても魅力的な特典です。楽天市場を多く利用する方だと、お買い物をすることで、年会費分のポイントを獲得することができるようになります。
どのくらいの利用金額があれば、お得になるのかというと下記のようになります。
年6万円 | 年12万円 | |
楽天カード(3%) | 1,800P | 3,600P |
楽天カードゴールド(5%) | 3,000P | 6,000P |
ポイントの差 | 1,200P | 2,400P |
年会費を考えると、楽天カードを利用してもらえるポイントと楽天ゴールドカードを利用してもらえるポイントの差が2,000ポイントを超えるようであれば、楽天ゴールドカードの年会費分の元がとれることになります。
そのため、楽天市場での利用で年間12万円、つまり月で1万円を超えるようであれば、年会費を支払うことになっても楽天ゴールドカードの方がお得と言えるでしょう。
- ラウンジを利用する
- 楽天市場を頻繁に利用する
楽天プレミアムカード
引用:楽天カード公式
- 楽天市場での獲得ポイントが6倍になる
- プライオリティパスが無料発行ができる
- 保険が充実している
このカードでは、年会費が10,000円(税別)と3つの中で一番高くなっています。ただ、使い方によっては一番メリットが大きくお得になるカードです。
まず、メリットとして、楽天市場での利用で最大6倍になる特典があります。これまでのカードの中で一番高くなっています。
楽天市場を利用する方にとっては、かなり嬉しい特典となっています。
次のメリットとして、プライオリティパスを無料で発行することができるということがあります。これは、空港ラウンジを利用する方とってとても大きなメリットとなっています。
この、プライオリティパスを発行したいという理由で、楽天プレミアムカードを発行する方もいるほど、魅力的なものなのです。
このプライオリティパスを無料で発行できることが、どれほどお得な特典なのか、下記で改めて紹介します。
また、もうひとつ嬉しい特典としては、保険が充実しているということがあります。この保険についても、またあとでくわしく解説していきます。
- 年に2、3回は海外に行く
- ラウンジでゆっくり過ごしたい
- 保険を手厚くしたい
プライオリティパスとは
引用:プライオリティパス公式
上記でふれた、プライオリティパスの無料発行がどれだけお得なことなのか、みてみましょう。そもそも、このプライオリティパスというのがどういうものなのか紹介します。
世界148ヵ国600以上の都市や地域で、1,300カ所以上の空港ラウンジを利用できるものです。プライオリティパスにはスタンダード、スタンダード・プラス、プレステージの3つのステージに分かれています。
どのステージかによって、プライオリティパス自体の年会費やラウンジが利用できる金額などが違います。
スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ | |
年会費 | USD99(約10,600円) | USD299(約32,000円) | USD429(約45,000円) |
利用金額 | USD32(約3,400円) |
10回まで無料、その後USD32(約3,400円) |
何度でも無料 |
楽天プレミアムカードで発行するとランクは自動的にプレステージになります。これが、無料で発行できるようになるので、楽天プレミアムカードを持っていると45,000円もお得になることになります。
また、プライオリティパスで利用できるラウンジは、クレジットカードでの特典で利用できるラウンジとは違いVIPラウンジになっています。
グアム国際空港 サガンビスタラウンジ
引用:プライオリティパス公式
軽食やソフトドリンク、アルコール、シャワーなどを自由に利用することができます。
引用:プライオリティパス公式
より限られた人だけが利用できるラウンジなので、比較的、混雑しづらく、ゆったりと過ごすことができます。
プライオリティパスの発行を無料でできる特典がついているカードは、楽天プレミアムカード以外にもあります。
年会費(税別) | 会員ステージ | |
楽天プレミアムカード | 10,000円 | プレステージ |
アメリカン・エキスプレス・カード | 12,000円 | スタンダード |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 20,000円 | プレステージ |
これ以外にも、数多くのカードがプライオリティパスの無料発行ができる特典がついていますが、カード自体の年会費もさまざまです。
さらに、特典がついていても、会員ステージがプレステージでないものもあります。
保険
引用:楽天カード公式
カードには、種類によってさまざまな種類の保険がついてくるものがあります。楽天カードでは、今回紹介している3種類のカードのすべてに海外旅行保険がついています。
ただ、この保険が適応される条件がカードによって違います。この違いを分かっていないと損していまうことになります。
自動付帯と利用付帯
海外旅行保険には利用付帯となっているものと自動付帯となっているものがあります。
利用付帯
- 自宅から出発空港までの交通費
- 海外旅行代金
日本から出国する前に、どちらかの支払いをカードで行うことで、保険が有効になります。
- 自宅から空港に向かうリムジンバスの乗車代
- 空港に向かうための新幹線の乗車代
- 自宅から最寄り駅までのタクシー代
- 渡航先への航空券
- 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金
こういった、自宅から空港までの移動手段のうちの一部でも支払うことで保険が有効になります。そして支払う金額に制限はないため、1円以上の代金を決済していれば対象になります。
- 空港まで利用した自家用車の高速道路料金
- 空港の駐車場料金
- レンタカーの利用代金
- 海外出発前に空港近くに宿泊した料金
- 空港利用税を決済した場合
これらを支払いをカードでしても保険は適応されませんので注意しましょう。
自動付帯
これは利用付帯とは違い、カードで支払いをしていなくても、なにかあったときに保険が利用できるものです。持ってさえれば保険が利用できるものなので、海外旅行に行くときは必ず持って行くようにしましょう。
保険の内容
自動付帯か利用付帯かで、保険の利用条件が違うだけでなく保険の金額も変わります。
利用付帯(楽天カード・楽天ゴールドカード)
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高額2,000万円 |
傷害治療費用 | 1事故の限度額200万円 |
疾病治療費用 | 1疾病の限度額200万円 |
賠償責任(免責なし) | 1事故の限度額200万円 |
救援者費用 | 年間限度額200万円 |
携行品損害(免責金額3,000円) | 年間限度額20万円 |
自動付帯(楽天プレミアムカード)
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死・後遺障害 | 最高額5,000万円(4,000万円※5) |
傷害治療費用 | 1事故の限度額300万円 |
疾病治療費用 | 1疾病の限度額300万円 |
賠償責任(免責なし) | 1事故の限度額3,000万円 |
救援者費用 | 年間限度額200万円 |
携行品損害(免責金額3,000) | 年間限度額50万円(30万円※5) |
※5:楽天プレミアムカードで旅行代金等を支払わなかった場合
さらに、楽天プレミアムカードだと国内旅行保険も自動付帯としてついているので、手厚い保険がついている方が嬉しいという方には楽天プレミアムカードの方がおすすめです。
まとめ
- 自分の利用方法に合ったカードを選ぶ
- プライオリティパスを発行したい場合は、楽天プレミアムカードがお得
- 海外旅行保険の種類がカードで異なるので、出かける前に確認する
いいカードかどうかは使う人によって違います。年会費が高くなるほどそのカードについている特典はよくなるかもしれませんが、自分が利用できない特典ならば意味がありません。
ライフスタイルに合っているカードが自分にとって一番いいカードになるはずです。無理はせずどんな使い方をするかイメージをして自分に合ったカードを利用しましょう。
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