グアム入国時の制限は? 免税範囲や持ち込み制限品について解説!

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海外旅行に行くとなると、持っていくものはたくさんあると思います。日本とは違う環境に行くからこそ、用意しておきたいものもいろいろとありますよね。

しかし海外に行くときには、免税の範囲や持ち込み可能なものなどに制限があります。せっかくの楽しい旅行、持ち込み品でトラブルを起こしたくはありません。

そこで、グアム入国時の免税範囲や持ち込み制限品、薬の持ち込みについて解説していきます。

 

グアム入国時の免税範囲は?

お酒やたばこなど、どこまでが免税されるのか気になりますよね。免税の範囲内で持ち込みたいという方も多いでしょう。

グアム入国時における免税範囲は以下のようになっています。

グアム入国時の免税範囲

・酒類:1ガロン(約3.7リットル)

・たばこ:200本(葉巻は50本)

・その他化粧品、貴金属類など販売を目的としないもの

お酒もたばこも、気をつけていないと免税範囲を超えてしまう可能性がありそうだなと感じました。

免税範囲を超えて持ち込む場合は申告が必要なので、酒類やたばこを持ち込む際は要注意です。

 

グアム入国時の持ち込み制限品は?

免税範囲とともに確認しておきたいのが、持ち込み制限品です。グアム入国時には、以下の物品の持ち込みが制限されています。

グアム入国時の持ち込み制限品

・通貨:無制限だが10,000米ドル以上は申告が必要(トラベラーズ・チェック等、現金以外も含む)

・土産品:1000米ドル相当まで

・わいせつ物、麻薬、銃器、動植物、肉製品・乳製品・卵製品などの食品、コピー製品等は持ち込み禁止

・21歳未満の酒類、たばこの持ち込みは禁止

金額の上限や、持ち込みできないものがあるのですね。持ち込み制限に引っかからないよう注意したいところですが、迷いやすいのが食品だと思います。

私はよくお菓子やインスタント食品について、持ち込みできるのかできないのか悩みがちです。

ここからはグアムに持ち込めない食品について、詳しく見ていきます。

持ち込みが禁止されている食品

・牛肉、豚肉、鶏肉

・牛肉・豚肉・鶏肉の加工品(エキス使用も含まれる)

・生の果物と野菜(機内食で出されたものも含む)

・乳製品(粉ミルクは未開封のものであれば持ち込みOK)

・卵製品

このように持ち込みが禁止されている食品がありますが、大まかに記されていますので以下のような注意も必要です。

注意

肉エキスや卵を使用したカップ麺、レトルト食品、インスタントスープなどに注意が必要です。肉エキスや卵が入っている場合、これらの物品も持ち込み禁止品に該当します。

肉エキスが入っているスナック菓子や、卵が使われているふりかけなども、持ち込みできないので気をつけましょう。

パッケージに表示されている原材料名を見ると、肉製品や卵が使われているかどうかがわかります。「ポークエキス」「味付卵」などと書いてあったら、持ち込み禁止です。

原材料名の確認は、私も実際に行っています。持ち込み禁止品が入っているかどうか、分かりやすいのでおすすめです。

持ち込み禁止の物品を持っていくと、没収されてしまいます。場合によっては、別室で検査されたり罰金が科せられたりもします。

農畜産物は、不正に持ち込むと最高で50,000米ドルの罰金が科せられるようなので注意してください。

食品などは日本から持っていかず、現地調達する方も多いようです。余計な不安を抱えないよう、現地で買い揃えるというのもよさそうですね。

Kai
入国時に没収や罰金が科せられることなく、楽しい旅行にしたいものです。

税関申告書

ここまで免税範囲や持ち込み制限品について解説してきましたが、ときには免税範囲に収まらない場合や持ち込み制限品を持っている場合もあるでしょう。

そうした場合には、税関申告書による申告が必要です。税関申告書は機内で配られるので、到着までに記入しましょう。すべてアルファベットの大文字を使用して記入します。

家族で行く場合は、家族(7人まで)で1枚用意すればOKです。以下のものが、申告の対象となります。

申告の対象となるもの

・免税範囲を超える場合

・現金や有価証券の合計が10,000米ドルを超える場合

・肉および肉製品、植物、果実、種子、土、牛肉エキスや乾燥肉を使ったカップ麺などの加工品を持っている場合

「以下の物品をグアムに持ち込みますか」「10,000米ドルを超える額の通貨代替物または相当額の外貨を持ち込みますか」といった質問項目があるので、持ち込む場合は「はい」にチェックをつけましょう。

また、免税範囲を超える物品を持ち込む場合は、品目や価格を記入します。

申告しない場合は罰金も!
 持ち込み禁止品を持ってきた場合でも、申告すれば没収だけで済みますが、申告しないと罰金をとられてしまいます。

チェックひとつで、こんなにも対応が変わってしまうのだなとびっくりしました。申告の必要があるものを持ち込む場合は、きちんと申告しましょう。

Kai
聞いた話ですが、アメリカでは違反することよりも嘘をつくことに対して厳しいようです。気を付けましょう。

薬の持ち込み

普段と環境の違う海外では、急な体調不良などに陥らないか、心配ですよね。安心して過ごすために、薬も準備しておきたいものです。薬の持ち込みに関して、注意すべきポイントはあるのでしょうか。

処方薬の場合

病院で処方された薬を海外に持ち込むときは、1ヵ月の処方量より多く持ち込む場合や注射剤の場合のみ、処方箋の写しや医師による証明書が必要です。

1ヵ月の処方量を超えない場合、手続きは要りません。特に、滞在日数に見合う量であれば、ほとんどの場合において問題ないようです。

しかし、念のため英文で書かれた証明書を持っていくと安心でしょう。もし処方薬について聞かれたら、証明書を見せて説明することができます。

持っていく量に関わらず、出発前にはかかりつけの医師に相談したほうがよさそうです。

市販薬の場合

風邪薬や胃薬など、市販薬の場合はそのまま持ち込むことができます。申告や手続きなどをする必要はありません。

ただ、何か聞かれたりしたときのために、何の薬なのかを英語でメモし、一緒に持っていく方が多いようです。

私も薬を持ち込むときは、必ず英語のメモを用意しておきます。それだけですごく安心感がありますよ。

Kai
環境が変わると体調を崩すことも考えられるので、市販薬もこのように準備して行くと安心ですね。

まとめ

酒類やたばこなどは、グアム入国時における免税範囲が決まっています。また、通貨や動植物、食品などに対して持ち込み制限があります。

違反するとペナルティが科せられる場合もあるので、荷物を準備する際には十分チェックしましょう。

持ち込み制限に引っかかる場合や免税範囲を超えた物品を持ち込む場合は、税関申告書できちんと申告してください。

薬は1ヵ月の処方量を超える場合や注射剤を持ち込む場合、処方箋の写しや医師による証明書が要ります。それ以外の場合は何も必要ありませんが、英文の証明書や英語のメモがあるとより安心です。

制限をチェックするのは少し大変ですが、準備を万全にして楽しいグアム旅行にしたいですね。

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