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グアムは、ショッピング・観光・ウェディングなど、いろいろなジャンルで人気のリゾート地ですね。日本人はグアム旅行に行く人がとても多く、私もその中の一人でグアムが大好きです。
ですが、いざグアム旅行となると気になることがたくさんあるかと思います。子どもがいたりすれば尚更です。そこで、今回は皆さんが気になるグアムの基本的な情報を紹介したいと思います。
空港での流れや飛行機に関すること、一番大切なお金のこと、時差、天気、歴史に至るまで、まだ行ったことのない人はもちろん、何度か行ったことのある人も新たな発見があるかもしれません。
グアムとは
正式には「グアム島」と言い、アメリカの準州となっています。
リゾート地として日本人からの人気が高く、グアムの観光客の約7割が日本人です。
場所
グアムは世界地図で見ると、日本の右下に位置しており、日本から南東へ約2500㎞離れた場所にあります。
大きさ
グアムはとても小さい島で、東京23区よりも小さいです。
長さは約50㎞弱、幅は約20㎞弱と細長い形をしており、面積は約550㎢です。
人口
近年では、グアムの住民数は約17万人と言われています。
人種は、グアムの先住民であるチャモロ人が一番多く、続いてフィリピン人、アメリカ人という内訳です。
言葉
グアムの公用語は英語とチャモロ語です。チャモロ語はスペイン語をベースとしており、現地の人が昔から使っている言葉のことです。
「なぜ英語とチャモロ語の2種類の言葉が話されているのか」と疑問に思う人もいると思います。
それには、グアムの歴史が大きく関わっています。
グアムの歴史
グアムの歴史は紀元前1500年前から始まりました。東南アジアから船で渡来してきたチャモロ族という海洋民族が上陸して始まり、「先ラッテ時代」と呼ばれています。
その後、マリアナ先史文化が栄えた「ラッテ期」と続き、1521年にスペインの艦隊を率いたマゼランがグアム島に上陸します。
スペイン統治からアメリカ統治
このことをきっかけにグアム島は西洋に知れ渡り、1565年から333年間スペインの統治が始まります。
しかし、1898年の米西戦争でスペイン軍がアメリカに大敗したことをきっかけにアメリカが統治し始めます。
アメリカの統治が始まって50年後に、あの有名な第二次世界大戦がはじまり、たった31カ月間ですが、日本が統治します。
日本兵は必死に日本語を教えたのですが、アメリカへの忠誠心が強く、日本語が浸透することはありませんでした。
1944年にグアム島の奪還のため、アメリカ軍が上陸し、日本軍との激戦が三週間繰り広げられました。結果、日本は破れ、グアム島は再びアメリカ領に復帰しました。
その後の1950年にアメリカの自治属領となり、島民にはアメリカ市民権が与えられました。
そこからチャモロ人で初の知事の誕生や、パン・アメリカン航空の就航などで、現在の観光地として有名なグアムへと変化したのです。
グアム島の基本的なことは分かったと思いますが、そもそも日本からはどれくらいの時間で行くことができるのでしょうか。
グアムまでの飛行時間
出発する場所によって変わりますが、日本からは飛行機で約3時間20分~3時間45分で行くことができます。
日本からは成田・名古屋・広島・岡山・大阪・新潟・仙台・札幌・福岡の9つの都市の空港から飛行機が出ています。
時差
海外旅行というと時差ボケが悩みの1つになることも多いですが、グアムはその心配はいりません。
グアムは日本よりも1時間進んでいるだけなので、体感的にはほとんど変わらないのです。
そして、グアムというと青い空と澄んだ海をイメージする人が多いと思いますが、もちろんいつでも晴れているわけではありません。
旅行は天気に左右されやすいので、グアムの天気を知ることは大切です。
グアムの天気
グアムでは、「雨季」と「乾季」の2つの季節で成り立っています。
雨季
6~10月を指し、湿度が高く、降水量が増えます。
日本の梅雨とは違いますよ。
乾季
11~5月のことを指し、カラッとした晴天が続きます。
平均最低気温は約25℃、平均最高気温が約29度となっており、1年を通して大きな気温差はありません。
そして、普段の生活でもそうですが、海外旅行中でも犯罪に巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。グアムの治安も頭に入れておくと安心ですよ。
グアムの治安
残念ながらグアムでも観光客を狙った犯罪が発生しています。
ビーチや夜の繁華街ではバッグや金銭の強盗、レンタカーの車上荒らし、タクシーでの犯罪など、いつ何に巻き込まれるか分かりません。
最後に大事なお金についてです。グアムでは日本の通貨を使うことはできません。
グアムの通貨はアメリカドルとなっています。
グアムでのお金事情
引用:グアム政府観光局
皆さんご存じかと思いますが、日本は円で、グアムはアメリカドルです。
ドルは紙幣で、1ドル・5ドル・10ドル・20ドル・50ドル・100ドルの6種類の紙幣があります。
硬貨は、25セント・10セント・5セント・1セントの4種類です。
日本とは全く違う通貨なので、現金を使う時は必ず両替をしなくてはいけません。
両替
両替は日本でもグアムでもできますが、両替できる場所が異なります。
日本で両替ができる場所
- 銀行
- 金券ショップ
- 空港内の両替所
- ネット宅配
グアムで両替ができる場所
- 現地の銀行
- ホテル
- グアム空港内の両替所
- 一部のショッピングスポット
なぜ両替をする場所でお得さが変わるのかというと、「両替レート」が異なるからです。
両替レートは為替レートに両替手数料をプラスしたものです。
この手数料が場所によって差があり、為替レートに近い方がお得に両替できるのです。
両替レートのもとになる為替レートは、ニュースで耳にすることがあると思いますが、よく分からないという人が多いと思います。
為替レート
まず、為替とは一般的に外国為替を指します。簡単に言うと、日本円を外国のお金に換えるということです。
為替レートは、通貨と通貨を取り換えるときの比率のことです。
このレートをもとにすれば、簡単に為替計算ができます。
さらに、レートは日付や曜日などの過去の結果をもとに予想することもでき、それらの情報を1つにまとめて図やグラフにしたチャートもあります。
そして両替をするなら、円高のときがおすすめです。
円高と円安
円高は1ドルに対して円の価値が高いこと、円安はその逆で円の価値が低いことを指します。
円の価値が高ければ、同じ日本円でも、より多くの海外通貨を手に入れることができます。
クレジットカード
今まで現金を使う場合に必要な情報をお伝えしてきましたが、キャッシュレス化が進んでいる現在は、クレジットカードを海外で使う人も多いと思います。
ポイントがついたり、外貨両替をするよりも手数料がお得になることがあったりと、クレジットカードならではのメリットもあります。
しかし、海外でクレジットカードを利用するときには、2つ注意点があります。
- カードの利用日ではなく、決算日が為替レートの換算日になる
- チップの支払いができない場合がある[/box]
カード決済の場合は、換算日はカード会社が利用代金の支払処理をおこなった日となるので、利用した瞬間のレートではなく、その数日後のレートが適用されてしまうのです。
チップ
チップは基本的に現金で支払います。
日本にはない文化のため戸惑うことが多いチップですが、チップはサービスに対する感謝の気持ちをお金で表したものなので、そこまで身構える必要はありません。
ただし、チップは硬貨で渡すことは失礼とされているので、気を付けてください。
相場があるとお伝えしましたが、最低10%~となっているので、硬貨でチップを渡してしまうと、サービスに不満があると勘違いされてしまうかもしれません。
最後に
いかがでしたか?以外に知らないこともあったのではないでしょうか。
いろいろな面から見ることにより、より深くグアムを知ることができたと思います。持っている情報が多いほど、旅行は豊かなものなりますよね。
この記事を読んで、あなたのグアム旅行がさらに素晴らしいものになるように祈っております。
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