ANA・VISAワイドゴールドのメリットとクレカ基本知識を紹介!

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クレジットカードは支払いの際に現金を出さなくても決済できるとても便利なものなので、みなさん一枚は持っているのではないかと思います。

しかし、「クレジットカードって具体的に何?」「どのような仕組みでサービスが行われているの?」といった質問に、答えることができる人は意外と多くありません。

かくゆう私も調べるまではどういう仕組みなのかよく理解せずに「便利なもの」という感覚で使っていました。

また、ゴールドカードなどのクレジットカードのクラスについても存在は知っているけど具体的に何かは知らないという方も多いと思います。

この記事では、「クレジットカードって?」「ゴールドカードって?」という基本的なことを説明しながら、ANA・VISAワイドゴールドカードのメリットについて紹介していきます。

 

ANA・VISAワイドゴールドとは

まず、標準的な機能としてANA・VISAワイドゴールドカードにはANAマイレージクラブ楽天Edy三井住友IDクレジットの4つの機能が付いています。

また、上記の機能の他にPitapa、ETCなどの機能を追加でつけることもできます。次に、ANA・VISAワイドゴールドの主な特徴は以下のようになっています。

 

ANA・VISAワイドゴールドの特徴

引用:ANAホームページ

  • 国際ブランド:VISA
  • 発行会社:ANA
  • 審査基準:満20歳以上、安定した継続収入
  • 年会費:1万4000円(割引あり)
  • 利用限度額:50~200万円

ANA・VISAワイドゴールドの年会費は通常では1万4000円ですが、カードご利用代金WEB明細書サービスマイ・ペイすリボを使用すると4500円の大幅な割引をすることができます。

割引きの方法については次のトピックにて詳しくご紹介いたします。

Kai
ANA・VISAワイドゴールドの審査基準は、20歳以上で安定した収入あり、という内容なので、あまり気にしなくても大丈夫そうですね。

 

ANA・VISAワイドゴールドの5つのメリット

ANA・VISAワイドゴールドカードのメリットやお得なところはたくさんありますが、最も注目すべきメリットはこれから紹介する5つです。

年会費が最大4500円割引

引用:SMBC三井住友ホームページ

ANA・VISAワイドゴールドカードの特徴でもお話ししましたが、ANA・VISAワイドゴールドカードの年会費は割引によって安くすることができます。

通常の年会費は1万4000円ですが、割引を適用すると年会費は9500円となります。

4500円の割引はパーセントで表すと約33%の割引となるので、この割引がいかにお得かよくわかりますね。

割引にはカードご利用代金WEB明細書サービスマイ・ペイすリボの2種類があり、両方を適用すると4500円の割引を受けることができます。

 

カードご利用代金WEB明細書サービス(1000円割引)

カードご利用代金WEB明細書サービスとは、紙の利用代金明細書の代わりに、明細書をメールで送るサービスのことです。

クレジットカード会社側としては明細書を郵送する手間が省けるので、その分年会費が割引されているのだと考えられます。

明細書を受け取る側としても、最近はスマートフォンが広く普及しているので紙媒体よりもスマホで見れた方が便利という方も多いかもしれませんね。

マイ・ペイすリボ(3500円割引)

マイ・ペイすリボとは、買い物をした時の1回払い利用分が自動的にリボ払いになる支払い方法のことです。

マイ・ペイすリボ設定金額は、ワイドゴールドカードの場合、最低支払い金額の1万円から設定できます。

Kai
「ANA・VISAワイドゴールドを利用したいけど、年会費が高い」と悩んでいる方は、割引を利用すると年会費は33%の9500円となるので、ぜひこの割引を利用してANA・VISAワイドゴールドに加入してみてください。

 

フライトマイルが25%アップ

引用:ANAホームページ

フライトマイルとは、飛行機に乗った時に貯まるマイルのことで、区間基本マイレージ×クラスで計算されます。

区間基本マイレージとは、東京から沖縄なら984、札幌なら510、というようにその区間でもらえるマイルのことで、距離が延びるほど貯められるマイルは多くなっていきます。

クラスはビジネスクラスやエコノミークラスのようなグレードのことで、ビジネスなら×100%、エコノミーなら×75%のようになります。

 

計算例
「通常」510(区間)×75%(クラス)=382.5マイル 

ANA・VISAワイドゴールドのお得な点は、上記の計算式のクラスに+25%することができることにあります。

つまり、ANA・VISAワイドゴールドを持っている場合はフライトマイルの計算式が区間基本マイレージ×クラス+25%となるので、通常と比べて25%分お得にマイルをためることができます。

 

計算例
「ANA・VISAワイドゴールド」510(区間)×(75%(クラス)+25%)=510マイル 

例を見てわかるようにANA・VISAワイドゴールドを持っている場合と持っていない場合では127.5という大きな差となり、この差はフライト距離が長くなればなるほど大きくなっていきます。

カードを持っているか持っていないかだけでこのような大きな差が生まれてしまうので、飛行機に乗ることが多いという方には特におすすめです。

 

国内・国外ラウンジが使える

引用:SMBC三井住友ホームページ

飛行機で旅行に行くとき、飛行機に乗り遅れては大変なので1~2時間余裕を持って早く空港へ着く、という方は多いのではないでしょうか。

私も心配性なので、飛行機を利用する時は余裕を持って早めに空港へ行くようにしています。

しかし、そうすると、「飛行機の搭乗までかなり時間を持て余す」という状況になることが多いですよね。

空港にイスなどは置いてありますが、「待っている間、非常に疲れた」という経験をされた方も多いと思います。

しかし、ANA・VISAワイドゴールドを持っている場合は、国内の主要な空港とハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジ(休憩所)を無料で利用することができます。

飛行機に搭乗するまでの間疲れることなく、ゆっくりと休憩しながら飛行機を待つことができます。

 

旅行傷害保険

ANAカードには海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、国内航空傷害保険の各種保険が付いており、海外・国内の旅行で傷害を負った場合に補償を受けられます。

これらの保険はカードのランクによって保障の額が異なり、般カードの場合は最大1000万円、ワイドゴールドカードの場合は最大5000万円の補償が受けられます。

 

  • 一般カード:国外旅行1000万円、国内旅行なし、国内航空1000万円
  • ワイドゴールドカード:国外旅行5000万円、国内旅行5000万円、国内航空5000万円

ケガは予測が難しく、重症度によっては高額になる場合もあるので、傷害保険が付いていると安心して旅行へ行くことができますね。

 

ANAマイルをSKYコインに交換する倍率がアップ

引用:ANAホームページ

ANAではマイルをSKYコインという、ANAウェブサイトで航空券や旅行商品(国内ツアー・海外ツアー)を買った時に利用できる電子クーポンに交換することができます。

例えば、3万円の航空券に1万SKYコインを使うと1万円割引されて航空券を2万円で購入することができます。

 

SKYコインを入手する方法は、マイルから交換する、ポイントから交換する、の2種類があり、ANAマイル→SKYコインの交換には、マイル数ごとに交換率が設定されています。

この交換率はカードのクラスごとに異なり、一般カードに比べてワイドゴールドカードでは交換率が1万マイル以上の場合、+10%となります。

 

一般カードのマイル交換率

1万マイル→1万2000コイン(1.2倍)

2万マイル→2万6000コイン(1.3倍)

3万マイル→4万2000コイン(1.4倍)

4万マイル→6万コイン(1.5倍)

5万~20万マイル→8万~32万コイン(1.6倍)

ANA・VISAワイドゴールドのマイル交換率

1万マイル→1万3000コイン(1.3倍)

2万マイル→2万8000コイン(1.4倍)

3万マイル→4万5000コイン(1.5倍)

4万マイル→6万4000コイン(1.6倍)

5万~20万マイル→8万5000~34万コイン(1.7倍)

 

一般カードとワイドゴールドカードのSKYコイン交換倍率の差は、交換するマイル数が多ければ多いほど増えていき、最大で2万コインの差となります。

SKYコインの交換倍率について、「10%しか変わらないのか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、塵も積もれば山となるという言葉にあるように、10%も積み重ねていけば大きな差となります。

2万円分のSKYコインがあれば、航空券の料金をSKYコインのみで払うこともできるので、10%アップの交換倍率はワイドゴールドカードのメリットであるといえます。

 

このように、ANA・VISAワイドゴールドカードにはさまざまなメリットがあります。

Kai
仕事などでよく飛行機を使うという方にとっては、空港でのラウンジ使用やフライトマイル25%アップ、SKYコイン交換倍率のアップなどのサービスは特におすすめなので、ぜひANA・VISAワイドゴールドを利用してみてください。

 

クレジットカードの仕組み

ここまで、ANA・VISAワイドゴールドカードについてご紹介してきましたが、「そもそもゴールドカードって何?」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

ここからはクレジットカードの仕組みとカードのランクについてご紹介していこうと思います。

クレジットカードには三井住友VISAカードやANA・VISAカードなどがありますが、決済サービスやクレジットカードの発行をすべて三井住友やANAが行っているわけではありません。

 

そもそもクレジットカードはひとつの会社ではなく

  1. 「国際ブランド」
  2. 「クレジットカード発行会社」
  3. 「加盟店管理会社」

以上3つの会社の協力によって、サービスの運営がなされています。

 

国際ブランド

「国際ブランド」とは、世界中でクレジットカードによる決済が行えるようにする決済システムを提供する会社のことを指し、クレジットカードの決済に関わる部分を担っています。

この国際ブランドにはVISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRSSS(アメックス)などの企業があります。

VISAやMastercardなど、有名な国際ブランドには海外のものが多いですが、唯一JCBだけは日本発の国際ブランドとなっています。

 

国際ブランドの違いによって「VISAは使えるけどJCBは使えない」など、決済ができる店舗にも違いが出てきます。

世界でのシェア率はVISAとMastercardが他の企業に比べると非常に高いので、海外に行く際にはVISAかMastercardのクレジットカードを1枚持っておくと便利です。

海外旅行に行ったときに「クレジットカードが使えない!」ということがないように、国際ブランドは気を付けて選ぶようにした方がよさそうですね。

 

クレジットカード発行会社

クレジットカード発行会社とは文字通りカードの発行を行っており、クレジットカードの発行の他にポイントの付与、利用者のサポートなどの役割を担っています。

発行会社には銀行系や信用販売系、流通系など、さまざまな会社があります。

クレジットカードのポイント、セキュリティ、サポートなどは発行会社が担っているので、クレジットカードを作る際には国際ブランドよりも発行会社を重視することが重要となります。

 

加盟店管理会社

加盟店管理会社とはクレジットカード加盟店を新たに増やしたり、すでに加盟店となったお店を管理する役割を担っています。

その他にも、加盟店とクレジットカード発行会社の間の取引を手伝う役割を担っており、私たち利用者側にとっては、あまり関係のないもので、裏方的な役割であるといえます。

Kai
クレジットカードを選ぶ際には、発行会社のサービスやポイント還元率などを確認して、自分に合ったものを選ぶことが大事ですね。

 

カードのランク、ゴールドカードとは

一般的にクレジットカードのランクには基本的にシルバーゴールドプラチナブラックという種類があり、シルバーが一番低く、ブラックが一番高いランクとなっています。

そして、このランクの違いは「審査基準の厳しさ」「特典や優待サービスなどの内容」、「年会費」の主に3つにあります。

審査基準の厳しさ

当然ですが、ランクが上がるにつれてクレジットカードを申し込む際の審査基準は厳しくなっていきます。

ゴールドカードまでであれば審査基準はそこまで厳しくないので、一般の人でも入手することは難しくありません。

しかし、プラチナカードの一部、ブラックカードの場合はクレジットカード発行会社の方からインビテーション(ブラックカードを作りませんかという招待)を得る必要があります。

 

特に、ブラックカードはクレジットカード会社から選ばれた人にのみ所有できるので、一般の人には入手は難しく、ブラックカードを持てる人は一部のみとなっています。

ブラックカードを持つには年収1000万円以上が条件であることもあり、現実味のないものですが、いつか持てるようになりたいものですね。

 

特典や優待サービスなどの内容

シルバー、ゴールドなどのランクの違いによって以下のようなサービスの違いがあります。

クレジットカードのランクによるサービスの違い
  • クレジットカード利用によるポイント付与率の上昇
  • ギフトカードのプレゼント
  • ゴールド、プラチナカード会員限定の空港ラウンジ利用など

特典や優待サービスの内容はランクによって大きく異なるので、ゴールドカードとシルバーカードの違いを最も感じることができます。

 

年会費

ランクが上がるにつれて年会費も上がり、クレジットカード発行会社や国際ブランドの違いによって異なりますが、最上級のブラックカードの場合年会費が20万円や30万円である場合もあります。

ブラックカードにはとても魅力的なサービスがありますが、その分サービス内容に見合う高額な年会費を払う必要があるので、ブラックカードもいいことばかりとは言えないですね。

 

ANAカードの場合

引用:SMBC三井住友ホームページ

一般的なクレジットカードのランクの種類は先ほど説明しましたが、ANAカードの場合は、ANA一般カード→ANAワイドカード→ANAワイドゴールドカード→ANAカードプレミアムの順にカードのランクが上がっていきます。

ANAカードの場合にはシルバーカード(一般カード)の次のランクのカードがワイドカードとなっていて、先ほど説明した一般的なランクにはないものとなっています。

 

一般カードとワイドカードとの違いはフライトボーナスが得られるかどうかの違いとなっています。

フライトボーナスとは、通常のフライトマイル(飛行機を乗ることでたまるマイル)に加えて追加でもらえるボーナスマイルのことです。

ワイドカードは飛行機によく乗る人向けのカードであるといえますね。

 

また、ANA・VISAカードも一般的なクレジットカードと同じくランクが上がるほど年会費・サービス共に上昇していきます。

しかし、ANA・VISAカードの年会費は一般的なクレジットカードと比べると高くないので、他のクレジットカードに比べて利用しやすいカードであるといえます。

クレジットカードを作るときにほとんどの方はシルバーカード(一般カード)を発行すると思いますが、まずは一度年会費の安いANA・VISAワイドゴールドカードからゴールドカードを利用し始めてみてはいかがでしょうか。

Kai
クレジットカードのランクが上がると一般カードにはないようなサービスを受けられるようになるので、何も考えずにとりあえずシルバーカードを作るのはもったいないです。

 

まとめ

以上、クレジットカードの基本とANA・VISAワイドゴールドカードの特徴、メリットについて説明してきました。

クレジットカードは国際ブランド、クレジットカード発行会社、加盟店管理会社の3つの会社がそれぞれの役割を担って運営が行われています。

クレジットカードを選ぶ際にはそのクレジットカードが使える国やお店が決まる国際ブランドと、クレジットカードの特典・サービス内容が決まるクレジットカード発行会社が重要となります。

カードのクラスはブラックカードが最も高いクラスとなり、クラスが上がるにつれてサービスの内容・審査基準・年会費ともに上がっていきます。

しかし、ANA・VISAワイドゴールドカードは一般的なゴールドカードと比べると年会費は安く、審査基準も厳しくないので、多くの人が持つことのできるゴールドカードであるといえます。

また、ANA・VISAワイドゴールドカードには多くのメリットがあります。

中でも重要なのは年会費が最大4500円割引、フライトマイルが25%アップ、国内・国外ラウンジが使える、旅行傷害保険、SKYコインの交換率アップ、という5つのメリットです。

特に、年会費は通常では1万4000円であるのが割引を適用すると1万円を切るので、ぜひANA・VISAワイドゴールドカードを持ちたいと考えている方は割引の利用をおすすめします。

今回の記事ではANA・VISAワイドゴールドカードのメリットについてご紹介してきましたが、ANAマイルをさらにお得に貯めたいという方はこちらの記事でもANAマイルを貯める方法について紹介しているのぜひ参考にしてください!

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