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日本には春夏秋冬という『四季』が存在します。そのおかげで私たちは四季折々の素晴らしい風景を見ることができます。
では、グアムはどうでしょうか?
みなさんもよくご存じのようにグアムは常夏の楽園と呼ばれるほどですから、日本のように4つの季節はなく、乾季(1月~5月)と雨季(6月~12月)の2つの季節で1年が成り立っています。
簡単に言えば、1年中ビーチを楽しむことができる、ということです。今回リサーチしてきたのはグアムの4月~6月の天気についてです。
4月~6月のグアムの楽しみ方もご案内していきます。
グアムの天気・気候
グアムの気候は海洋性亜熱帯気候で年間を通して大きな気温差がなく1年中過ごしやすい天候です。
11月~3月までは湿度が低く、1年を通した平均気温は26℃から28℃です。
海洋性…海、海岸、沿岸に見られる気候のことです。
亜熱帯…熱帯に次いで気温の高い地域のことです。
グアムの四季
- 雨季 6月~12月(台風シーズン)
湿度が高く、熱帯性低気圧が発生したときは、数日間、大粒の雨が降り続きます。また、台風シーズンには、数年に1度のペースで大型台風が発生することもあります。
- 乾季 1月~5月
雨が少なく、日差しが強いですが朝夕は過ごしやすい気候です。たまに南国特有のスコールがあります。
6月~10月…雨季
11月~5月…乾季
とする場合もあります。
グアムの気候は6月から12月までの雨季と1月から5月までの乾季という2つの季節で成り立っています。
6月と12月は季節の変わり目なので雨季にも乾季にもなる場合があります。
年間降水量の平均は場所により異なりますが80インチ(2032㎜)から110インチ(2794㎜)までと幅があります。
もちろん、年によっても降水量に大きな違いが出ることもあります。
例えば、最大降水量は1952年には145.5インチを記録し、最小降水量は1955年の60.42インチだったそうです。
アメリカの降水量はインチで表現するのが一般的で、例えば「24時間に1インチの雨が降ると予測されています」と発表されるそうです。
年間を通して時速4マイルから12マイルの偏東風が吹いています。
大型の熱帯暴風雨や台風以外にも、まれに時速24マイルを超える風が吹く場合もあり、小規模な嵐やスコールはいつでも、前兆もなく発生します。
6月から12月までは台風が発生しやすくなっていますが、この時期以外でも年間を通していつでも発生することがあります。
グアムの気温
年間を通して
- 平均最高気温…約29℃
- 平均最低気温…約25℃
となっています。1年を通して大きな気温差がない常夏です。
オールシーズンで海水浴、プールなどが楽しめます。1年中が日本でいう夏となり、日差しはとても強いので、日差し・日焼け対策を万全にしておきましょう。
高い気温のため、室内はクーラーが強めになっていますので、何か羽織れるものを持っていると安心です。
グアムの空気は世界でも有数のキレイさだとご存じですか?グアムの都市部に人の活動が集中しているのにもかかわらず、空気汚染とは無縁なんです。
これは、気象学的な好条件に恵まれているそうで、特にいつも吹いている偏東風のおかげで、あらゆる汚染物質が大量に溜まることがないからなんです。
そのため、グアムの空気の質は、とてもキレイなので安心なんですよ。
次は月ごとにグアムの様子をご案内していきます。
4月(乾季)
4月は日本なら桜がキレイな季節ですが、グアムなら私は『イースター(復活祭)』をイメージします。まずは、そんな4月のグアムをご紹介します。
イベント情報
引用:グアム政府観光局
毎年4月にイパオビーチで行われるバナナ・フェスティバルは美味しいバナナを堪能することができるお祭りです。
緑に囲まれた谷間をいくつもの滝が川へ流れ込み、その川は石筍(せきじゅん)となり、古代の洞窟を通って流れていくタロフォフォ村は【神の地】と呼ばれ親しまれています。
このタロフォフォ特産のバナナを楽しむために島内から、たくさんの人が集まります。
フライドバナナ、バナナのシチュー、バナナチップスとバナナの最先端に出会えます。
バナナ・ルピアンというバナナの春巻きもバナナ・フェスティバルのおすすめです。
引用:グアム政府観光局
このじっくりと揚げたおやつは、パリパリの春巻の皮に包まれた甘いバナナの果肉が中心にあり、全体がカラメル化したブラウンシュガーの飴でコーティングされています。
お子さん連れの家族にはおすすめのイベントですよ!
ユナイテッド・グアムマラソンは、グアム最大規模のマラソン大会です。第1回大会は2013年4月にグアムインターナショナルマラソンとして開催しました。
2015年にはシドニーオリンピック金メダリストの高橋 尚子さんをアンバサダーに迎え、2017年には約4300名のランナーが参加しました。
2019年はアメリカ、グアム、日本など21か国、4000名以上(日本人約800名)が参加しています。
この大会はフルマラソンだけではなくハーフマラソン、10㎞ラン、5㎞ランと自分のレベルや経験に合ったレースに参加できることです。
当イベントはグアムの自然やホスピタリティーにあふれるグアムの人々の”Hafa Adai(チャモロ語でこんにちわの意味)” スピリットにふれあう場を提供するだけでなく、世界各地のマラソンレースへの足がかりとしてもらい、グアムを代表するランニングイベントに育てることを目指しています。
ユナイテッド・グアムマラソンは、収益金の一部を島の美化運動に役立てると共に将来グアムの旅行業で働くことを目指す若者たちの組織、Tourism Education Counsilに寄付され、グアムの観光業の将来を担う若者のために役立てられます。
またこの大会は、環境にやさしいイベントとしてリサイクル活動にも積極的に関わっています。
2020年大会は4月5日(日)に開催が決定しました。春休み中の開催ですので、ご家族皆さんで、友人同士で、参加してみてはいかがですか?
引用:グアム政府観光局
毎年【春分の日の後の、最初の満月の日の翌日曜日】に祝うイースターは、最近の日本でもチラホラ見かけるようになりました。
グアムでもイースターイベントはあちこちで開催されていてレストランなどでは『イースター限定メニュー』もあるそうです。
4月にグアム旅行を考えている人はその年のイースターの日付を確認しておくと良いと思います。
イースターは日本語で言うと【復活祭】です。
これは、十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストが、3日後に復活したことを祝うお祭りで、キリスト教では最も重要な行事だそうです。
さらに、復活祭の英語【Easter(イースター)】は、春の女神【Eoster(エオストレ)】や、春の月の名前【Eostremonat(エオストレモナト)】にも由来すると言われているそうです。
イースターのシンボル【卵】と【うさぎ】にも、ちゃんと意味があります。
命を生み出す卵(イースターエッグ)は、復活の象徴、多産のうさぎ(イースターバニー)は、繁栄の象徴とされ【イースターバニーがイースターエッグを運んでくる】とされているそうです。
5月(乾季)
みなさんは「スポーツの中で最も偉大な2分間」という言葉を聞いたことはありませんか?
5月のアメリカのイベントで私が思い浮かべるのはアメリカ最高峰の歴史ある競馬イベント【ケンタッキーダービー】です。
では、5月のグアムをご紹介します。
イベント情報
引用:グアム政府観光局
マンゴーがたわわに実る季節にアガット村で開催されるアガット・マンゴーフェスティバルは、とにかくマンゴー尽くしのイベントです。
会場はアガット村の海沿いのコミュニティーセンターです。バスの乗り入れはないのでタクシーかレンタカーを利用してください。
会場内はたくさんのブースが並んでいます。
引用:グアム政府観光局
- マンゴー農家の品評会…サイズ、見た目、形を競い合い、その年の№1を決定します。
- マンゴーの販売…日本のマンゴーとは違い、緑色をしています。ピクルス用の熟していないマンゴーの販売もあるので購入時はご注意ください。
- マンゴージャム…グアムのマンゴーは繊維が多いので加工することが多いようです。
- マンゴーピクルスの試食…グアムでは熟していないマンゴーを酢漬けにして食べるのが一般的です。ここでは、醤油、ワサビ、キムチなどの調味料と和えて試食できます。
お土産におすすめなのが【マンゴーを使ったスイーツ】です。毎年登場するスイーツは変わりますので、いつ行っても楽しめます。
揚げたてのマンゴードーナツは定番の人気スイーツで、毎年ドーナツ目当ての人で大行列です。
引用:グアム政府観光局
- マンゴードーナツ
- マンゴースムージー
- マンゴープリン
- マンゴーケーキ
- マンゴーシュークリームなど
- アーティストたちによる作品の展示、販売
- お土産用の南国雑貨
- 焼きたてバーベキュー
- ライブやダンスパフォーマンスなど
引用:Weekly Guam
毎年5月の初旬から6月の初旬に開催されるグアム・ミクロネシア・アイランド・フェアは、長きに渡り受け継がれてきた伝統と芸術のお祝い、ミクロネシア島の文化の共栄がテーマです。
グアム以外にもサイパン、ロタ、テアニン、パラオ、ヤップ、チューク諸島、ポンペイ、コスラエ、マーシャル諸島など独自の特産品や文化を紹介するブースが立ち並びます。
引用:Weekly Guam
ミクロネシアの島々の文化を紹介するステージでは連日大盛況で日本人女性が踊るチャモロダンスもあります。
引用:Weekly Guam
広い公園内はミクロネシアの島々のアートや工芸品などのブースが並んでいます。
アート体験のコーナーや工芸品の実演をしているブースもあり、見るも良し、体験するも良し、の楽しい時間が流れます。
さらに、バーベキューやスイーツ、ドリンクも販売しているので家族で訪れても飽きることがなさそうです。
引用:Weekly Guam
こちらはサイパンのサンドアートです。ビーチの砂をベースに色を差して作っています。この立体的なアート作品、素晴らしいですよね!
この他にも、インターナショナルココスクロッシングという、いわゆる遠泳競技やキングス・グアム・フューチャーズ・テニストーナメントというテニスの試合も行われています。
日本で赤いカーネーションを贈るお馴染みの母の日、実はアメリカがルーツなんです。かつてアメリカでは白いカーネーションを贈っていたそうです。
もちろん、グアムでも母の日はイベント盛りだくさんです。各ホテルのレストランでは母の日スペシャルメニューが登場します。
レストランによっては予約でいっぱいの所もあるようですが、たまにはグアムで親孝行なんて素敵だと思いませんか?
6月(雨季)
6月のイベントといえば、やはり父の日でしょうか。何十年と疑問に思っているのですが父の日に贈る定番って何なんでしょうか?
かなり母の日に押され気味の父の日ですが、こちらもアメリカがルーツだそうで、アメリカのある夫人が母の日にならい、父親に感謝するために白いバラを贈ったのが始まりなんだそうです。
なので、元祖アメリカでは白いバラを贈るそうです。では、そんな6月のグアムを紹介していきましょう。
引用:@Press
【7月21日】はグアムの解放記念日です。この日はハガニア地区で盛大なパレードが練り歩き、前後約2か月に渡り、さまざまなイベントがグアム各地で開催されています。
もちろん、観光客の人も楽しめる内容となっています。
1944年までの約2年半、グアムは日本の占領下にありました。
そのグアムが日本から解放され、再びアメリカ領となった日を記念しているのがリベレーションデー(解放記念日)です。
戦後、教育者であり市民リーダーであったアグエダ・イグレシアス・ジョンストン女史の活動によりリベレーションデーが始まり、グアムにとって大切なイベントになっています。
現在のグアムでは、毎年数多くの日本人観光客が訪れ、チャモロビレッジ ナイトマーケットやデデドの朝市に足を運び、現地の方やチャモロ文化に触れています。
リベレーションデーは、この平和な光景が築かれるまでの道のりを振り返り、様々な国の人々が手を取り合い、生きていくことの素晴らしさを感じさせてくれる日となっています。
引用:グアム政府観光局
最近の日本でも耳にすることが多くなりました【LGBT】のイベントです。グアムでは2015年6月よりセクシャル・マイノリティの結婚が合法化されています。
グアム政府観光局も協賛を務めるこのイベントは2017年から始まったばかりですが、パーティー(18歳以上・有料)、マーチ、フェスティバルの3部構成で500人以上の参加があるそうです。
女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現です。
LGBTという用語は「性の多様性」と「性のアイデンティティ」からなる文化を強調するもので「性的少数者」という用語と同一視されることもありますが、LGBTの方がより限定的かつ肯定的な概念です。
当事者とされる者の一部は、LGBTという用語あるいは括りを用いることに対して、後述のような複数の問題があると、それぞれの立場から主張しています。
約50万人の遺伝子を大規模解析した調査によると、性的指向が遺伝で決まる割合は8~25%程度だそうで、基本的には(胎児期を含めた)環境による影響が大きいとされています。
引用:EIF
アンダーグラウンドムーブメントとして始まったエレクトロニックミュージックは、この10年で世界を席巻し、現在のポップカルチャー革命の旗頭となっています。
アート、音楽、文化、ファッションなどが社会を前進させ、より一層クリエイティブで革新的な人間になるということを認識し、常にオープンマインドな人々からの刺激を受け、エレクトリック・アイランド・フェスティバル(EIF)は進化し続けています。
この5年間でEIFは飛躍的に成長し、世界中から国際的なアーティストやゲストを迎え、アジア太平洋の地域からのたくさんの人々がEIFを楽しんだそうです。
グアムでは最も高い人気を誇る催しの1つとなっているそうです。
雨の日が多くなりがちですが、雨だからと肩を落とさず、【雨のグアム】を格安で楽しんでみてはいかがですか。
服装
グアムの4月・5月は乾季、6月は雨季にあたります。気温は平均26℃~31℃で湿度も低いので夏服で快適に過ごすことができます。
湿度が低いため、朝晩は少し冷えます。さらに、南国特有のスコールも発生します。
屋内に関しては、冷房が強いところもありますので、何か羽織るものがあれば安心です。
グアムの日差しはとても強烈なので、帽子やサングラス、日焼け止めなどを準備し、焼きたい人も午前中~午後早めの時間の直射日光を避けるなど充分注意してください。
まとめ
グアムの4月、5月、6月の気候やイベントをご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
常夏の楽園といわれるグアムではビーチやプールのほかにも月ごとの楽しみ方もあります。
1年を通して気温の変化がないグアムですが、1年を通してさまざまなイベントが催されているので、いつ行っても楽しむことができます。
今回紹介したイベントは、ホンの一部です。グアムにご旅行の際は、どんなイベントが開催されているのか、ぜひ、調べて、楽しんでくださいね。
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