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夏休みも終わりさまざまな観光地に出掛けた人も多いでしょう。しかし海外旅行の本当の狙い目は10月~12月なんです。
海外旅行は学校の長期休暇にあたる7~8月や年末年始、ゴールデンウィークは比較的割高ですが、その他のオフシーズンは航空代、宿泊代とともに割安になる傾向があります。
ただ海外旅行で気になるのが天気ですよね。
春夏秋冬の四季がはっきりとした気候の日本と違い、「グアム=年中常夏の太陽がギラギラ照りつける」というイメージがあるかもしれません。しかし実際にはグアムも季節ごとに独特な気候の変化があるのです。
そこで今回はオフシーズンにあたる10~12月のグアムの天気とその過ごし方について紹介します。
グアムの気候
日本のはるか南に位置し、周囲を海に囲まれたグアムは「海洋性熱帯気候」と呼ばれる気候区分に属しています。
一年の気温差が小さい
グアムは年間を通しての最高気温が平均30度、最低気温も25度前後と気温の変化が非常に小さいのが特徴です。
日射しもたっぷり降り注ぐので、一年中マリンレジャーが楽しめます。
雨季と乾季がある
グアムの気候の大きな特徴といえば「雨季」と「乾季」があります。
グアムでは大まかに6月~10月までが雨季で11月~5月までが乾季に分かれます。
乾季はカラッとした晴天が続き、雨季は湿度が高く非常に蒸し暑く、降水量も増えます。
ただしグアムの雨季は日本の梅雨のように連日シトシトと雨が降り続く訳ではなく、短時間に激しい風を伴った通り雨が降って、その後はカラッと晴れ上がる特徴があります。
雨季と乾季の違いはこの通り雨の回数の違いにあります。
よく通り雨の事を「スコール」と呼んでいると思いますが、辞書で調べてみると「激しい気象変化を伴う突風」という意味合いで雨だけではないそうです。
ちなみに日本語でいう「通り雨」に当たる言葉には「シャワー」があります。
グアムの10月~12月の天気
上記の通りグアムは一年を通して高温ですが、大きな気象変化は降水量と湿度でしょうか。
日本では秋~初冬にあたる10月~12月、グアムでは雨季から乾季への変わり目になり徐々に天気も安定してレジャーにはもってこいの季節がやってます。
グアムの天気予報を詳しく知りたい
さて気になるのが日々の天気でしょう。
せっかくのレジャーのプランも「急などしゃ降りの雨で台無し」なんて事のないよう常に最新の天気予報をチェックしたいものですね。
ここでは海外旅行で役立つおすすめの天気予報サイトを紹介しましょう。
衛星写真によるより鮮明な雲の動き、時間単位の気温・湿度・風量などの細かな天気データが見られます。
中でも一番のおすすめは最大90日単位の天気予報が閲覧できる点です。
事前の旅行予約の段階である程度の天気の予測が立てられるので、急な飛行機などのキャンセルに悩まされるリスクも低くなるでしょう。
海外旅行情報サイト「地球の歩き方」内のお天気サイトです。
このサイトの強みは最低気温・最高気温に合わせた服のコーディネートをアドバイスしてくれる点でしょう。
しかも服装ごとにAmazonのサイトのリンクもあるのでお気に入りの服を検索した上で購入する事も可能です。
グアムは毎日雨が降る?
グアムの天気予報をみると「毎日傘マークでうんざり」と感じた事はありませんか。
ところが実際にグアムに滞在すると、そこそこの晴れ間があってびっくりした経験がある人もいるでしょう。
これは「天気予報の精度」の問題ではなく、「天気予報の表現の違い」にあります。
グアムではRain(雨)とShower(シャワー)を別の気象現象として扱っているためなのです。
日本では「一日中シトシトと降り続く雨」も「瞬間的な雨」も「雨」という一つの括りとして取り扱います。そのため天気予報で見ると傘マークが並んでしまうのです。
グアムでは表記を変えているだけなので、ハリケーンの襲来がない限り、ある程度のレジャーには影響は少ないと思います。
10月~12月のグアムの楽しみ方
10月~12月のグアムはイベントめじろ押し。旅行客の飛び入り参加も可能なイベントもあるので、ぜひ現地の人たちと盛り上がってみてはいかがでしょうか。
10月
ヨーロッパで最初にアメリカ大陸に到着したコロンブスの功績をたたえるアメリカの祝日です。
日本でも年々派手に取り上げられるようになりましたが、カトリック教徒の多いグアムではハロウィンの楽しみ方も派手です。
おすすめはグアム最大のショッピングモール「マイクロネシアモール」で10月31日に開催されるハロウィン仮装コンテストでしょうか。
もちろん旅行客の飛び入り参加も大歓迎です。
また各店舗のキャンディー配りもあります。「トリックオアトリート」の合言葉で盛り上がってみてはいかがでしょうか。
ちなみにモール内はこんな感じで仮装した人たちでごった返しです。
11月
「すべての死者に祈りを捧げる」という意味で、人々はお墓に花輪を備えます。
「ベテランズデー」の別名で知られるアメリカ独自の休日です。
もともとは1918年の11月11日に第一次世界大戦が終戦した事を記念した日で、日本の「終戦記念日」の様に戦没者を追悼する日になっています。
ただし日本と違うのは近年このベテランズデーからクリスマス向けのバーゲンを先取りで行うようになっている模様です。
もともとはイギリスからの移住者が新天地で迎える最初の収穫期を祝ったのが由来です。
正式な祝日ではありませんが翌日(11月第4金曜日)の「ブラックフライデー」、さらに土日と4日連続で休暇を取るケースが多いようです。
現在では七面鳥やパンプキンパイを焼いたりして一家団らんを楽しみます。
またショッピングモールで大々的なセールが行われ「アメリカ人が一年で一番爆買いするシーズン」と言われるなど、日本の年末年始のような盛り上がる時期になっています。
各ホテルのレストランではサンクスギビングデーに合わせたメニューが登場します。
オンワードも「サンクスギビングデーランチ」が登場し、ターキーや豚の丸焼きから各種ビュッフェメニューが勢ぞろいしますよ。
引用:4travel
12月
もともとは聖母マリアが母親の体内に受胎した事を祝うカトリック教徒の独特な記念日です。
グアムではアガニア大聖堂の聖母マリア像を掲げ大行進をするのが年末のグアムの一大イベントだそうです。
引用:大人女子の旅ネタ帳
ちなみに言い伝えによるとカリマン像は数百年前、グアム南部の海岸に打ち上げられているのを地元の漁師によって発見されこの教会に安置されたそうです。
その後何度も盗難にあったり、教会が台風の被害に見舞われても奇跡的に発見されたことから地元の人たちにとって「生存のシンボル」として特別な意味合いがあるのです。
グアムでもクリスマスは一大イベントですが、常夏のグアムのクリスマスはアメリカ本土とは一味違います。
たとえばサンタクロースが腹出しアロハにサーフボードでお出迎えしたり、はたまたクリスマスツリーとヤシの木が同居していたりと、「クリスマス=雪景色」という先入観のある日本人にはびっくりな光景ですね。
まとめ
今回はグアムの10月~12月の天気について紹介しました。
年中暑いイメージのグアムの中でも10月~12月は雨季から乾季への移り変わりの次期で観光を楽しむには最適な季節です。
また日本人観光客にとってオフシーズンに当たり、ツアー料金も格安な上に大型イベントもあるので皆でワイワイ盛り上がれると思います。
皆さんも最新の天気をチェックして秋のグアムを思い切り楽しみましょう。
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