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旅行やビジネスに、日々私たちが利用している空の便。航空機の利用は、国内はもちろんですが渡航する場合にもたくさんの人の移動に役立っています。
私も、旅行でグアムに行くことがあるので、飛行機にはお世話になっています。
家族旅行なのでもちろん楽しいのですが、空港でのチェックインや手荷物の受け取りなど、何かと時間がかかる場面が多くあり、子どもを連れているため大変なときもあります。
航空会社の「スターアライアンス」、耳にされた方もいらしゃるのではないでしょうか。
『もっと便利に、もっと優れた顧客サービスに力を注ぎたい』そんな思いを持った航空会社により、1997年スターアライアンスが設立されたそうです。
スターアライアンスのゴールドまたはシルバーメンバーになれば、魅力的なメリットがあるようなんです。もしかして、混雑して時間がかかる、いつものあの場面が楽になるかも?と、そんな期待を持てそうです。
それでは、肝心なスターアライアンスとはそもそも何なのかという事から解説していきます。
スターアライアンスの概要
まずは、ここから解説していきます。
【アライアンス】の意味
アライアンス(英: Alliance)とは、連合・同盟・連盟という意味を持っています。ここで指すアライアンスは、航空会社が協力して作られた航空連合ということになります。
【スターアライアンス】の名前の由来
スターアライアンス(英: Star Alliance)とは、その航空連合の名称です。
スターは星、星は五角形の形をしています。航空機で世界中のいろんな場所を結ぶということで、地上の五大陸を五角形の星にイメージして表現されています。
スターアライアンスとは
スターアライアンスとは、広大なグローバルネットワークをよりスムーズにするため、航空会社が協力して設立した世界初の航空連合です。
「広大なグローバルネットワークをよりスムーズにする」とは、どういうことでしょう。
私たちが利用している航空機ですが、就航できる都市の数は、1つの航空会社だけでは当然限りがあります。
そこで、航空会社の提携を考えたわけです。複数の航空会社が提携を結んだことで、就航するエリアの拡大に繋がりました。
このスターアライアンスに加盟している航空会社は、小規模な航空会社から世界でもトップクラスの航空会社までと、幅広く提携しています。多くの加盟により、世界中のほとんど全ての国や地域を繋ぐことができました。
意味: 地球の繋ぎ方
各航空会社が提携したことにより、世界規模のネットワークの実現が可能になったというわけなんです。
就航地やフライトの選択肢が広がった
ということになります。
5社からスタートしたこのスターアライアンスですが、現在の加盟航空会社は28社にも上りました。
アライアンスは、他にもワンワールド(加盟15社)とスカイチーム(加盟20社)があります。しかし、この2つと比べても加盟航空会社の数が多いのが、スターアライアンスの最大の特徴です。
それでは、今現在の加盟している航空会社をご紹介したいと思います。
スターアライアンス 加盟航空会社
28社が加盟している「スターアライアンス」ですが、その航空会社は次の通りです。
加盟航空会社一覧
Star Alliance | |
アジア 8社 | |
アシアナ航空 | エア・インディア |
エバー航空 | シンガポール航空 |
深圳航空 | 全日本空輸 |
タイ国際航空 | 中国国際航空 |
オセアニア 1社 | |
ニュージーランド航空 | |
ヨーロッパ 11社 | |
アドリア航空 | エーゲ航空 |
オーストリア航空 | クロアチア航空 |
スイス インターナショナル エアラインズ | スカンジナビア航空 |
ターキッシュ・エアラインズ | TAP ポルトガル航空 |
ブリュッセル航空 | LOTポーランド航空 |
ルフトハンザドイツ航空 | |
北アメリカ 2社 | |
エア・カナダ | ユナイテッド航空 |
中央・南アメリカ 2社 | |
アビアンカ航空 | コパ航空 |
アフリカ 3社 | |
エジプト航空 | エチオピア航空 |
南アフリカ航空 | |
コネクティング・パートナー 1社 | |
吉祥航空 |
併せて、スターアライアンスに加盟している航空会社による、就航国と空港、それぞれの数を見ていただきたいと思います。
就航国 190ヵ国余り
就航する空港の数 1,300以上
1日あたりの便数 21,000便
28社の内、なんと18の航空会社が日本に就航しているそうです。
加盟航空会社28社の内訳としては、
- フルメンバー(正規メンバー)27社
-
コネクティング・パートナー(接続パートナー)1社
このように構成されていますが、その違いについても触れたいと思います。
フルメンバーとコネクティング・パートナーの違い
これは冒頭でお話したように、スターアライアンスのゴールドメンバーとシルバーメンバーの場合に受けられる、魅力的なメリットとの関係があるようです。
一方、
「メリットなし」とがっかりされた方もいらっしゃいましたよね。ですが、
吉祥航空は、フルメンバーの乗り継ぎ利用があれば大丈夫のようですが、それ以外を考えればフルメンバーの航空会社は問題なくメリットが受けられるんですね。
先ほども述べましたが、このメリットが受けられるのは、ゴールドメンバーとシルバーメンバーの場合のみです。
ゴールドメンバー/シルバーメンバーになるには
ゴールドメンバーまたはシルバーメンバーになるには、どのような道のりがあるのか、まとめてみました。
- マイルを貯める
⇓ - 上級会員になってステータス獲得
⇓ - ゴールドまたはシルバーメンバーになれる
簡単に説明しましたが、こんな感じで行けば目指すメンバーになれるんです。ということで、自分はそこまでの道のりは長いのか、短いものなのかまだわからないので、一つずつ解説していきます。
❶マイルを貯める
スターアライアンスのネットワーク内のフライトにおいて、海外旅行をよくされているなど、利用する頻度が比較的多い方はマイルを貯めて上級会員を目指せます。
- 加盟航空会社のマイレージプログラムの一つに入会する
- 加盟航空会社のフライトのたびに、フライトの予約またはチェックインの際にマイレージ番号を伝える
- マイルまたはポイントがアカウントへ自動的に積算される
希望によっては、複数の加盟航空会社のマイレージプログラムに入会することもできますが、各プログラムは個別に管理されているので、プログラム間でのマイルやポイントの移行・統合はできないようです。
おすすめするのは、一つのマイレージプログラムを利用してより早い到達を可能にすることが、上級会員への近道になります。
❷上級会員になってステータスを獲得
マイルを貯めて上級会員になるのですが、上級会員制度はスターアライアンス独自の制度ではなく、スターアライアンスに加盟している航空会社の上級会員制度になります。
この上級会員になれば、スターアライアンスのゴールドまたはシルバーメンバーに自動的になれるもののようです。
加盟航空会社一覧の中で、私たちがよく利用している航空会社のマイレージプログラムに入会してマイルを貯めるというのはわかりましたね。その中のステータスレベルにより、上級会員のランクも決まるんです。
上級会員にもランクがあり、これから目指すゴールドメンバーまたはシルバーメンバーの、どちらになれるかがランクで別れます。
めでたく上級会員になれたら、スターアライアンスのステータスを手に入れて、特別なプレミアム特典を受けられるようになります。
上級会員のどのランクがゴールド/シルバーにあたるのか?
各加盟航空会社の上級会員になれば手に入るステータスですが、どのランクでゴールドやシルバーのメンバーになれるのでしょうか?ここで2社ほど、航空会社の一例を見てみましょう。
ユナイテッド航空の場合
ユナイテッド航空 | スターアライアンス |
プレミア1K | ゴゴールドメンバーールドメンバー |
プレミアプラチナ | |
プレミアゴールド | |
プレミアシルバー | シルバーメンバー |
ANAの場合
ANA | スターアライアンス |
ダイヤモンド | ゴールドメンバー |
プラチナ | |
スーパーフライヤーズ | |
ブロンズ | シルバーメンバー |
魅力的なメリット
特別なプレミアム特典
各航空会社の上級会員になり、スターアライアンスのステータスを獲得できたら、特別な資格が与えられることがわかりました。
しかし、ゴールドメンバーとシルバーメンバーとがありましたね。この二つでは受けられる特典に違いがありますので、それを見てみましょう。
プレミアム特典 | ||
---|---|---|
優先チェックイン | ゴールド | ー |
受託手荷物許容量/個数追加 | ゴールド | ー |
手荷物取り扱い優先 | ゴールド | ー |
空港ラウンジ利用 | ゴールド | ー |
優先搭乗 | ゴールド | ー |
ゴールドトラック | ゴールド | ー |
優先空席待ち (予約時) | ゴールド | シルバー |
優先空席待ち (当日の空港) | ゴールド | シルバー |
こうして見ると、シルバーメンバーの方は特典を受けられるものが少ないですね。一方ゴールドメンバーは、パーフェクトに特典を受けられるので満足できますね。
それでは、プレミアム特典の中身を詳しくご紹介したいと思います。
優先チェックイン(ゴールド)
- チェックイン時に、優先チェックインカウンターを利用できる
これから仕事や旅行という時も、チェックインでの混雑を今までは避けられませんでしたね。ゴールドメンバーなら、その待ち時間が短縮されます。
受託手荷物許容量/個数追加(ゴールド)
- 機内に預ける荷物の許容量を20㎏までアップされる
- また、個数も1個追加できる
滞在日数や家族旅行によっては、荷物は多くなりますよね。今まで諦めていたものを、持っていけるのではないでしょうか。
手荷物取り扱い優先(ゴールド)
引用:ANA
- 機内に預けた荷物を、到着後優先的に受け取ることができる
普通は「いつかな?次かな?」とベルトコンベアを眺めていますが、ゴールドメンバーなら優先して流れてきます。荷物には「PRIORITY」(優先)と書かれたタグが付きます。
通常より早く荷物が手元に届けば、行き・帰りどちらの便でも、その後のスケジュールに素早い移動ができますね。
空港ラウンジ利用(ゴールド)
- 搭乗クラスに関わらず、空港ラウンジを利用できる
通常はビジネスクラスが利用する空港ラウンジで、搭乗前のひとときをのんびりと過ごすことができます。
食事やドリンク(アルコールもあり)が用意されていて、さらにシャワールーム完備のところもあります。まさに上級会員ですね。
優先搭乗(ゴールド)
- ファーストクラスやビジネスクラス同様に、優先的に搭乗できる
自分の都合の良い時間に、優先的に搭乗ができます。ただし、体の不自由な方・乳幼児を連れた方・妊婦の方は上級会員より優先して搭乗するようです。
ゴールドトラック(ゴールド)
- 手荷物検査の際、ゴールドトラック(専用レーン)でセキュリティをスピーディーに済ませることができる
世界の150ヵ所以上の空港に、このゴールドトラックがあります。また、さらにこのシステムが拡大しているとのことです。
上級会員になれば、ますます混雑から縁遠くなっていくのが目に見えるようですね。
優先空席待ち/予約時(ゴールド・シルバー)
- 予約の段階で希望の便が満席の場合、航空券のキャンセル待ちが優先される
こちらの特典は、シルバーメンバーも受けられるものになります。
優先空席待ち/当日の空港(ゴールド・シルバー)
- 当日の便の希望で満席の場合、航空券のキャンセル待ちが優先される
旅行プランの変更に伴い、当日1つ前の便に乗りたい時などに優先されるので助かりますね。
こんなに特典があるなんて驚きでした。ゴールドメンバーになって、グアムへ家族旅行に行くという目標を持ちたいと思います。
まとめ
優先されるという特典が盛りだくさんで、仕事やもちろん家族旅行で航空機に乗る場合も、無駄なストレスから解放されるだろうと思いました。
チェックインや手荷物の受け取り、空港ラウンジ利用など・・・。気持ちに余裕ができるほどの、ゆったりした時間を味わってから航空機に搭乗する、なんて今まで考えられませんでしたからね(笑)
全般的に優遇サービスが受けられるとなると、いつもの空港もまた違った雰囲気に感じるだろうと思います。
航空機を頻繁に利用している方は、是非マイレージプログラムに入会して、まずは上級会員を目指していただきたいと思います。そして、そこからスターアライアンスのゴールドメンバーになって下さい。
スターアライアンスについて深く知ることができたので、私にとってもこれは「必須アイテム」にしたいものとなりました。
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