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どこかへ旅行するとき、出発の日までワクワクしながら何を準備しますか?
旅行ガイドを見て観光場所のチェックをしたり、女性ならどの服を持っていこうか迷いながら、スーツケースに入れたりまた出したり・・・
小さい頃の遠足も、ずいぶん前からソワソワして、前の日は眠れないくらい舞い上がっていたことを懐かしく思い出します。いくつになっても、旅行前は嬉しくて興奮状態になりますよね。
さて、グアム旅行に行くとき準備するものといえば?
海外となると、もっと重要なものの準備が必要となるはずです。遠足と同じように考えていては、ダメですからね。
グアムに入国するには「ESTA」の申請が必要と聞いたことがありませんか?これを申請しないと、グアムへは行けないのでしょうか?
そもそも「ESTA」って何なのでしょう?あまり聞きなれないかもしれませんので、詳しくご紹介いたします。
グアムへの入国で準備するものは?
パスポートとビザ
日本からグアムへ行く場合、もちろん海外なのでパスポートとビザが必要というのは、多くの人が知っていることだと思います。
パスポートは海外へ渡航するときに絶対必要になるもの。実際にパスポートが必要となる場面は、「出入国をするとき」だけではなく、旅行中の「ホテルのチェックインの際」などがあります。
ビザ(査証)とは、”国への入国・出国を許可しますよ”という公印のこと。 事前に渡航先にビザが必要かどうかを必ず確認し、必要な場合は、日本にある各国の大使館や領事館に発行を申請します。また申請する際は、パスポートが必要となります。
グアムはアメリカの準州なので、アメリカのビザを取れば通常問題ないだろうと考えます。
しかし、ビザを取得するのは【時間・費用・手間】がかかるので、なかなか面倒なんですよね。
申込自体はホームページからできますが、費用は160ドル(日本円で17,000円)ほどかかります。必要書類を揃えたり、アメリカ大使館(アメリカ総領事館)へ出向いて、領事面接を受けたりもします。
当然、余裕を持っての準備が必要になりますが、出発希望の3ヵ月ほど前から動かないと「間に合わない」なんてことにもなり兼ねません。
ですが、ビザの申請が免除される制度があるんです。
面倒な手間を省くことができる制度で、これはESTA申請が必要か否かに繋がることなのでご紹介していきます。
2種類のビザ免除プログラム
ビザの申請が免除される制度「ビザ免除プログラム」というものがあります。
グアムに行く場合、これを適用しようと考えますが、グアムの制度とアメリカの準州であるためのアメリカの制度と、2つが存在するんです。
どんな違いがあるのでしょうか?
⒈グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)
2009年11月28日より、北マリアナ諸島連邦(CNMI)に米国移民法が適用されることになり、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)が実施されております。
このグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムに参加している国の国籍を持つ者で、一定の条件を満たしていれば、その名の通りビザが免除になるんです。
もちろん日本は、このプログラムに参加している対象国なので、これを利用してグアムへ行くことができます。
日本人である私が利用する場合の、一定条件を見てみましょう。
- 日本国籍である
- 有効なパスポートを持っていること
- 観光や短期商用が目的である
- 滞在日数が45 日までである(グアムまたは北マリアナ諸島のみ)
- 出国日または入国した日から45日を超えないことが確認できる、往復の航空券を持っていること
- 全ての項目に記入された、署名済みのI-736(出入国カード)を持っていること
- 以前に、入国のための諸条件に違反していないこと
以上の利用条件を満たしていれば、問題ありません。
ですが、一定条件の中で気になることといえば「署名済みのI-736を持っていること」のところでしょうか?
これは以下のどちらかの方法で提出することになります。
- 渡航前にI-736をオンラインで登録し、それをプリントアウトしたものにサインをして係官に提出。
*出発7日前から出発日までに印刷したものを利用。(7日より前に印刷した物は無効) - 機内で配られるI-736の用紙に記入し、係官に提出。
⒉アメリカのビザ免除プログラム
もうひとつは、アメリカのビザ免除プログラム(VWP)という制度です。
このビザ免除プログラム(VWP)に参加している国の国籍を持つ者で、一定の条件を満たしていれば、こちらもビザが免除になります。
もちろん日本も、ビザ免除プログラムに参加している対象国なので安心です。
日本人である私が利用する場合の、一定条件を見てみましょう。
- 日本国籍である
- ICチップ搭載で、有効なパスポートを持っていること
- 観光や短期商用、また通過目的である
- 滞在日数が90 日までである
- 往復又はグアムから第三国への航空券、もしくは乗船券を持っていること
- ESTA(エスタ)が承認されていること
アメリカ大使館(アメリカ総領事館)へ、ビザの申請が必要となります
それではESTAについて詳しく見ていきましょう。
ESTA(エスタ)とは?
電子渡航認証システム【ESTA(エスタ)】
ESTA(エスタ)とは、電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)の略。
アメリカで実施されているビザ免除プログラムを利用する際、割と簡便なこの電子認証で渡航を可能にしてくれます。
このESTAの役割は、
・法の執行また安全保障、いずれも脅かす危険性がないか?
ということを、事前に審査し承認する自動のシステムで、係官がオンラインでESTA認証情報を入手できる仕組みなんです。
ESTA申請の判断基準
ESTAの申請が必要なのかどうか、判断の基準になるものは次のことのようです。
滞在日数は何日か?
旅行で行くのだとすると、一番は滞在日数が重要のようですね。
45日以内であれば、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムを利用してグアムに行くことができます。
このようにして、なるべく手間は省きたいという方も多いのではないでしょうか。I-736の記入も機内で可能なため、事前申請するものはないということになります。
アメリカはESTA取得をすすめている?
グアムのビザ免除プログラムなら、ESTA申請をしなくてもグアムへの入国は可能なはずですが、アメリカはESTA取得をすすめているんです。
それは、申告書の記入ミスが目立っているからなんです。出入国カードであるI-736の書類提出の際、記入漏れ・マークシートの塗りつぶしのズレなどがあるため、再記入を求められるケースもあるようです。
- I-736書類の提出が不要
- グアム国際空港に、ESTA所持者のみが使える専用レーンで入国審査が迅速
このため、ESTAを申請すればより安全でスムーズに手続きを済ませることができるということで、米国国土安全保障省 税関・国境取締局は、ESTAを取得してのグアム入国を推奨しているのです。
入国審査時の混雑から、緩和される期待が持てるのではないでしょうか。
ESTA申請の費用と日数
申請する場合、費用は14ドル(日本円で1500円)ほどかかります。これは1人につきかかる費用なので、家族旅行での場合はその人数分になります。
オンラインからの申請が可能ですが、承認されるまでの日数はおおよそで3日かかります。
まとめ
グアムへ旅行する場合、ESTAの申請は入国条件であるという絶対的なものではありません。
皆さんがグアムへ行く目的と日数により異なり、また安全性と入国時の時間の余裕、費用の面などを考慮した上で、申請するかどうかが違ってくると思います。
私のように、家族旅行で小さな子どもがいる場合、第一に考えるのは時間のストレスです。
じっとおとなしく待っているなんてことは、まず期待してはいけないことなんです。そう考えると、入国時に気持ちに余裕ができるようにESTAを取得するのもありかなと思います。
ESTAについてご紹介しましたが、これを踏まえて、楽しいグアム旅行ができたらいいなと思います。
ESTAに関してはこちらの記事も参考にして下さい。
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