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引用:JTB
皆さんはグアムの「タロフォフォ」という言葉を一度は聞いたことがないですか?
そうです。
元日本兵の横井庄一さんが、28年間の潜伏期間の末発見されたジャングルのある地域の名前です。
そしてさらに、この場所ではグアムで最大級の滝が流れているんです。
そんな日本の侍・横井庄一さんの長い潜伏生活の実態を知ることができ、大迫力の滝を見ることができるのが「タロフォフォの滝公園」なんです。
日本人なら一度は訪れておきたい場所のひとつです。
今回は「タロフォフォの滝公園」について詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
タロフォフォの滝公園とは?
引用:マップルツアー
タロフォフォの滝公園とは、元日本の横井庄一さんについてやタロフォフォのジャングルを流れる川、グアム最大級の滝があり、その広大な敷地内を散策できるジャングル内の施設です。
その他にも園内には遊園地やストアなどの施設もあり、子供から大人まで楽しめるスポットになっています。
案内も日本語表記されていますので、迷うことなくストレスフリーに散策できる点も好評できるのも嬉しいポイントのひとつです。
また、ミニブタやイヌなどの動物が放し飼いされており、非常に人間になついているため寄ってきます。
ミニブタと触れ合うのも良いですが、ここではまず、横井庄一さんについて触れてほしいので簡単に紹介させてください。
横井庄一
自然や動物と触れ合えるタロフォフォの滝公園ですが、日本人としてやはり一番注目すべきは「横井庄一」さんについてではないでしょうか。
ここでは、元日本兵の横井さんに関する歴史や潜伏生活時の住居などを見学できます。
グアムは日本に統治されていた時代があります。
その日本統治時代がアメリカによって終焉を迎えた時から潜伏生活をし、1972年にこのジャングルで発見されたのが「横井庄一」さんです。
彼は終戦したことを知らずに(厳密には終戦宣言は敵の罠だと思っていた)、実に28年もの間、この異国の地で潜伏生活をしていたのです。
始めは横井さんの他に、数名の日本兵がともに潜伏生活をしていたのですが、過酷なサバイバル生活に適応できず、横井さんだけが生き残りました。
今の平和な時代を生きる私たちには想像もできないような過酷な28年間だったに違いありません。
そんな横井さんの潜伏生活の様子を詳しく知ることができる数少ない施設です。
余談ですが、私はテレビで横井さんについての特集を見たことがあります。
意思を貫き通す信念、今の日本人には無い「侍魂」をもって生きていた横井さんを見て、なにも貫いたことがない自分がすごく恥ずかしくなったのを今でも覚えています。
園内の様子
以外に思う方もおられるかもしれませんが、園内には滝だけではなく、施設や子供が喜ぶアトラクションもあります。
滝を見るだけではなく息抜きに遊べる場所もあるので、子供が飽きることなく観光できるかどうかというのも、親としては大事な項目のひとつですよね。
それでは、これより園内の主な施設・スポットを紹介します。
迫力のある滝
引用:マップルツアー
公園の名前にもなっているのがこの「タロフォフォの滝」です。
近くにはつり橋もあり、揺らすととてもよく揺れるので意地悪な人と渡るのはやめましょう。
滝といえば、一般的には縦に細長いイメージをもつ方もおられるかと思いますが、こちらの滝は「横に長い」という特徴があり、迫力のある滝を間近で見ることができます。
その滝まではモノレールに乗って行きます。
モノレールの中から見える景色には、タロフォフォのジャングルとグアムの海を一望できる絶景が広がっています。
少し下に目を向けると勢いよく流れるタロフォフォの滝を上からじっくり眺めることができますよ。
私は高所恐怖症なのでそれどころではない気もしますが・・
また、雨の降った日などは観光するうえで気分が下がってしまいがちですが、ここでは川の増水により、より迫力が増しますので雨の日こそおすすめです。
グアム歴史館
タロフォフォの滝の周辺に位置している「グアム歴史館」では、グアムのこれまでの歴史を学ぶことができます。
グアムは「チャモロ族」という先住民から始まり、その後スペイン、アメリカ、日本に統治されてきました。
最後には再びアメリカによって統治され現在のグアムになっているのですが、それまでの激動の歴史を、こちらの施設では人形などを使って分かりやすく振り返ることができます。
グアムの歴史を知る貴重な施設のひとつですのでぜひ立ち寄ってみてください。
横井ケーブ
引用:Wikipedia
さきほど紹介した横井庄一さんが、潜伏していた時に住居として作った地下壕のレプリカ「横井ケーブ」を見学できます。
実際に横井さんが使っていた住居はジャングルをさらに進んだ場所に位置しているのですが、私有地のため見学することができず、現在では台風の影響で崩落しています。
しかし、レプリカといっても限りなく本物に近く作られているそうなので安心して見てください。
このクオリティの穴倉をたった一人で掘って作ったのかと思うと凄すぎます。
遊園地
園内に入ってすぐの場所に位置しています。
その敷地内には目を引く豆汽車や回転いす、回転カップ、お化け屋敷などのアトラクションを利用できます。
また、料金も入場料に含まれていますので心ゆくまで遊べます。
子供はすぐにここで遊びたがりますが、遊び疲れてその後の園内散策が苦痛になるかもしれませんので、保護者の方は注意が必要です(笑)
TALOFOFO YOKOI STORE(タロフォフォヨコイストア)
第一の滝のつり橋を渡った先にある売店です。
こちらではお土産品や飲料水などの飲み物を買うことができます。
また、横井ケーブ行きのモノレールに乗りたい方はここでチケットを買えます。
- 一往復 $2
射撃場 GOSR(ゴーサ)
引用:gosrjapan
こちらもタロフォフォの敷地内に設置されている、グアム最大規模の射撃場です。
グアムの数ある撃場のなかでも一番人気のある施設です。タレントの「藤田ニコル」さんも訪れ楽しまれたそうですよ。
本物の銃やライフルを打ったときの爽快感は、ほかでは味わうことはできません。
ゴーサのインストラクターは全ての人がNRA(全米ライフル協会)の会員で、マンツーマンで指導してくれるため、初心者や子供でも安心安全に体験することができます。
また、日本語での対応もしてくれますので、私たち日本人観光客にはとても体験しやすい射撃場となっています。
日頃の溜まっているストレスを発散したくないですか?
日本ではできないとても貴重な体験を、ぜひゴーサで味わってみてください。
16歳以下の方が体験する場合は保護者の同伴が必要になりますのでご注意ください。
ゴーサについて詳しく知りたい方や予約の場合は、下記リンクをご覧ください。
- 営業時間 9時30分~17時00分 ※受付は16時30分まで
- 定休日 なし
- コース料金 $30~
タロフォフォの滝公園の営業時間・定休日
タロフォフォの滝公園の営業時間・定休日は以下の通りです。
- 営業時間 9時00分~17時30分
- 定休日 なし
年中無休で営業しているため、せっかく来たのに営業してなかった、という最悪の事態になることはありませんのでご安心ください。
タロフォフォの滝公園の料金
タロフォフォの滝公園の料金は以下の通りです。
基本的に園内の主要施設は無料で利用できますが、一部料金がかかるものもありますのでご注意ください。
- 入場料
- 大人 $20
- 子供 $8(4歳~11歳)※3歳以下は無料
- モノレール $2(一往復)
- 射撃場 $30~
タロフォフォの滝公園の場所・行き方
- 住所 Talofofo Falls Santa Rita Guam
- 駐車場 あり
- アクセス タモン街から車で約50分
タロフォフォの滝公園へはレンタカーかツアーを利用するのが一般的です。
ジャングルの中に位置しているので、場所が分かりにくく注意が必要です。
ところどころに設置されている看板を見落とさないように注意しましょう。
タロフォフォの滝公園の周辺施設・観光スポット
グアム南部にはタロフォフォの滝公園以外にもおすすめの観光スポットが数多くあります。
今回はそのなかでもおすすめの周辺施設・観光スポットをいくつか紹介していきます。
ソレダッド砦
引用:マップルツアー
タロフォフォの滝公園から約9kmの場所に位置している砦です。
「ソレダッド砦」は、グアムがまだスペインに統治されていた時代に造られた砦で、ウマタック湾に来た海賊から交易船を守るために造られたことなど、グアムの歴史を学ぶことができます。
しかし、この砦には歴史を学べること以外に凄いものがあります。
それは「グアムでトップクラスの絶景」です。
ソレダッド砦から見るウマタック湾の景色はその美しさから「絵画のような景色」といわれているそうです。
グアム南部をドライブされる方はぜひ立ち寄ってみてください。
ソレダッド砦については下記の記事で詳しく紹介しています。
イナラハン天然プール
引用:マップルツアー
太平洋を水平線の彼方まで一望できるのがこちらの「イナラハン天然プール」です。
タロフォフォの滝公園から約6kmの場所に位置しています。
海なのですが、火山の溶岩や長年の波風による地形変化により海がせき止められ、まるでプールのようになっていることから、こう呼ばれています。
そのプール内には数多くの魚が生息しており、実際に入って遊ぶこともできるので、まるで「水族館の中を泳いでいるような感覚」になります。
子供から大人まで十分に楽しめる場所なので、ドライブの息抜きに寄ってみるのも良いかもしれませんね。
イナラハン天然プールについては下記の記事で詳しく紹介しています。
ジェフズパイレーツコーブ
グアム南部を観光される場合の食事で私がもっともおすすめするのがこちらの「ジェフズパイレーツコーブ」です。
タロフォフォの滝公園からも近いため利便性も良いです。
こちらの看板メニューである「ジェフズバーガー」は絶品です。
簡単に言えばチーズバーガーなのですが、今までに食べたことのない衝撃に感動すら覚えます(笑)
海賊をモチーフにしたお店で、バーガーのバンズにもジェフズのロゴである「海賊」の刻印が押されていて見た目のインパクトも大です。
また、子供が来店した場合にはジェフズパイレーツコーブオリジナルのバンダナを頭に巻いてもらえます。
退店時には旗ももらえますので、子連れの方には特におすすめです。
ジェフズパイレーツコーブについては下記の記事で詳しく紹介しています。
その他の周辺施設・観光スポット
引用:マップルツアー
その他のタロフォフォの滝公園の周辺施設・スポットをいくつかご紹介します。
- バレーオブザラッテアドベンチャーパーク(約3.3km)
- オンワードタロフォフォゴルフクラブ(約4.3km)
- トンガンリゾート(約5.2km)
- グアム歴史村イナラハン・ゲフパゴ公園(約5.4km)
- パシフィックカントリークラブ(約6.6km)
- ハマモトトロピカルフルーツワールド(約6.7km)
- セッティ湾展望台(約7.7km)
- マゼラン上陸記念碑(約8.5km)
- ビキニアイランドクラブ(約9.9km)
施設名・観光スポット名横の数字はタロフォフォの滝公園からのおよその距離です。
虫よけスプレーは必須
虫よけスプレーは必ず持参しましょう。タロフォフォの滝公園はジャングルの中にありますので、蚊などの虫がたくさんいます。
また場所によってはスズメバチも出没するそうなので、小さなお子さんがいるご家庭では特に注意しましょう。
冬に旅行に行かれる方は、冬に日本には虫がいないので忘れてしまいがちですが、グアムは常夏のためいつでも虫はいますからね(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- ダイナミックな滝を満喫できる
- 横井庄一さんについて詳しく知ることができる
- 遊園地やお化け屋敷もあり子供も楽しめる
- 同じ敷地内にグアム最大級の射撃場「GOSR(ゴーサ)」がある
- タロフォフォの滝公園に行く際には虫よけスプレーを必ず用意
タロフォフォの滝公園はグアムのなかで他に似たような施設もなく、唯一無二の観光スポットです。
虫が多いのが難点ですが、逆に考えるとそのような過酷な場所で、横井庄一さんは28年間潜伏生活をしていたことを思うと、心の底から凄いと思えますよね。
私たちも横井さんと同じ日本人です。
彼から学べることはたくさんあると思います。
また、横井さんに興味がある方だけではなく、射撃場や遊園地、滝などのここでしか見られないものもたくさんありますので、最後まで飽きることなく観光できると思いますよ。
この記事が皆さんのお役に少しでも立てたなら嬉しいです。
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